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中国:HIVウイルス感染男児の追放嘆願、四川省の村民200人が署名

2014年12月23日(火) 12時29分(タイ時間)
【中国】四川省のある村で、村民203人がHIVウイルスに母子感染した8歳の男児(坤坤くん)を村から追放しようと署名をしていたことがわかった。

 署名の場には、両親のいない坤坤くんをこれまで育ててきた彼の祖父も同席。坤坤くんは祖父が村民に促されて署名する姿をじっと見つめていたという。人民網が17日付で伝えた。

 坤坤くんがHIVウイルスへの感染がわかったのは3年前。怪我をしたときの血液検査でわかった。当時、彼を産んだ女性はすでにこの村におらず、実親でない彼の父も感染がわかったら姿を消した。
坤坤くんの感染がわかると、村中が彼を忌避。彼は小学校に入れてもらえず、毎日、野山をひとりで遊ぶしかなかった。
そして起きたのが今回の署名運動。12月7日、数十人の村の代表者が会議を開いて、「坤坤くんを村から追放する」という村民の署名を集めることを決議した。

 これに関して政府関係者は「坤坤くんの基本的な生活は当局が保証する」との見解を明らかにしている。今回の事件は、中国のみならず全世界においてエイズに対する正しい知識を広めることが不可欠であることを再認識させた――との見方もある。
《亜州IR株式会社》

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