RSS

中国:中古車市場が新車の3倍ペースで急成長、ビジネス商機拡大

2014年12月24日(水) 21時13分(タイ時間)
【中国】新車市場の減速を尻目に、中国で中古車販売市場がハイペースな成長を続けている。

 中国汽車流通協会の最新統計によると、今年1~10月の中古車取引は、国内全体で前年同期比16.78%増の491万1900台に拡大した。一方で新車販売は、今年1~11月の累計で6%増の210万台。中古車市場は、新車市場の3倍近い伸びを記録した。新車販売市場が飽和に向かいつつある中で、その伸びしろはなおも大きいという。中国新聞網が23日付で伝えた。

 自動車先進国では、中古車市場が新車を超える規模に成長しており、中国でもそのポテンシャルの大きさが期待される状況だ。中古車と新車の販売比率が1:1に到達しただけでも、市場は1000万台を超える規模に膨張する。中国の中古車販売は、足元で新車販売の4分の1に過ぎない。一方で、米国は3.3倍、ドイツは2.3倍の水準。中古車取引が低迷を続ける日本でも、その規模は新車販売の1.5倍に上っている。

 中国の自動車販売市場について、中国汽車流通協会の瀋栄副・秘書長(事務局長)は、「高速成長時代はすでに終わりを告げ、買い手市場が形成されつつある中で、新車と中古車の両市場の結びつきがより緊密化した」と解説。中古車が自動車産業の新たな成長エンジンとなる可能性に言及した。

 車種別の1~10月中古車取引は、セダンが16.18%増の285万1900台、バスが19.14%増の73万9300台、トラックが14.48%増の62万7900台、SUV(スポーツ多目的車)が20.52%増の16万100台。シェアはここ2年間大きな変化はなく、セダンが58%程度を維持している。SUVは3%にとどまったものの、取引台数を急ピッチに伸ばした。価格帯は、15万人民元以下が68.9%を占めて主流。中でも5万~10万人民元で20.6%を占めて、人気が集中した。

 また、取引台数の伸びを都市別でみると、四川省成都市が55%で中国最高。これに山東省済南市が44.9%、上海市が30.7%と続いた。
《亜州IR株式会社》

注目ニュース

中古車のガリバー、バンコクにタイ1号店newsclip

【タイ】中古車大手ガリバーインターナショナル(東京都千代田区)は17日、タイの合弁会社V―ガリバーが東南アジア1号店をバンコクのシーナカリン通りに開店したと発表した。敷地面積1709平方メートル、延...

中古車競売のユニオン・オークション、タイ二部市場に上場newsclip

【タイ】中古車などの競売を行うユニオン・オークションが9日、タイ証券取引所(SET)二部市場(MAI)に上場した。MAIへの新規上場は今年8社目。



新着PR情報