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〈企業インタビュー〉 旅行代理店 SIAM EXPRESS TRAVEL SERVICES CO., LTD.

2014年12月28日(日) 18時50分(タイ時間)
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〈企業インタビュー〉 旅行代理店 SIAM EXPRESS TRAVEL SERVICES CO., LTD.
原 啓之介 氏 Business Development Executive

1960年創業、さきがけ的存在の旅行代理店
日本旅行との提携、日本の商品をタイに導入

タイ政府観光庁、タイ国際航空と同年の創業

――御社概要をお聞かせください

 弊社は主に日本からのインバウンド業務を担う旅行代理店として、1960年に設立されました。タイ政府観光庁(TAT)やタイ国際航空(TG)が設立された年と同じで、50年以上の実績を誇ります。

 設立以来、取り扱いを欧米諸国、中東諸国、アジア諸国に広げ、インバウンドのみならずアウトバウンドや送迎サービスなどにも事業を拡張してきました。現在ではサイアム・エクスプレス・グループとして3社に分社化。中でも「SIAM EXPRESS (2002) CO., LTD. (SE (2002))」は、日本からのインバウンド業務を専門とし、日本国内にも支店を構えて日本旅行といった大手旅行代理店と業務提携しています。

――グループの中での御社の位置付けは?

 弊社はアウトバウンドを専門とし、業務渡航手配が全体の9割を占めます。従業員数は50人を超えますが、うち日本人は3人。人数からお察しのとおり、日系企業のお客様の割合は決して高くなく、全体の3割程度。多くが欧米企業やタイ地場企業さまへのコーポレートサービスとなっています。

 その一方で、中部パトゥムタニ県ナワナコン工業団地と東部チョンブリ県アマタナコン工業団地に構える支店はどちらも、日系企業のお客様が大多数を占めます。

――パッケージ手配もされているようですが?

 業務の残り1割がパッケージ手配となります。ヨーロッパ発着のラグジュアリーツアーで知られる「COSMOS」や「GLOBUS」のタイ総代理店でもあります。

 ただ、業務としてはあくまでもコーポレートサービスが中心ですので、パッケージ手配といっても店頭には華やかなポスターなど貼られておらず、レジャー(観光)をイメージしにくいかも知れません。

増え続けるタイ人の日本渡航

――最近のタイ人の旅行事情は?

 やはりこの1―2年の日本ブームでしょう。日本政府が2013年7月から東南アジア各国に対する査証(ビザ)の免除・緩和措置を開始、タイ国籍保持者に対しては観光目的の場合、滞在期間15日のビザ免除となりました。これを機に個人レジャー(個人旅行)が急増、 現在も日本ブームの最中です。

 タイ旅行代理店協会(TTAA)主催で毎年2回開催されるタイ国際旅行フェア(TITF)は、日本のツーリズムEXPOジャパン(旧:「JATA旅博」と「旅フェア」)に相当するとイメージされていますが、実際にはパッケージ即売会といった様相を呈しています。ここでも日本行き個人旅行を扱う出展ブースが多く、人気の高さを実感させられます。

 日本側もタイ人旅行者の受け入れに積極的です。いわゆる観光地では、宿泊施設や土産物屋のオーナーやスタッフがタイ語であいさつをかけたり、簡単な会話が交わされたりする光景を見かけます。旅行業界でも今や、タイは日本にとって大切なお客さんとみなされています。

――法人営業を得意とする御社でも日本ブームの影響を受けていますか?

 法人のインセンティブ旅行に影響が及んでいます。招待される側も、日本には何度も旅行しているという方が多く、取扱量の増加もさることながらアイデアを凝らした内容が求められるようになりました。

 表敬訪問などを含め旅行先はだいたい決まっていますので、宿泊施設、食事内容、イベント催しなどでオリジナリティを見出してお客様にご提案、一緒に考えて内容を作り上げていきます。

「赤い風船」発売、日本の商品をタイへ

――同業・競合が多い中での御社サービスの特徴は?

 弊社はスタッフ各人が「トラベルコンサルタント」としての責任を持って業務をこなしています。航空券1枚をとっても、言われた日時で発券するだけの手配師ではありません。

 タイと日本を結ぶ路線は、両国のハイシーズンは混雑して席が取りにくくなっています。ご希望の条件での発券が難しい場合、ただ単にそれを告げるのではなく、航空会社、ルート、料金といった最優先事項をお聞きした上でよりご希望に近い選択肢をご提案しています。
 弊社は旅行代理店としてイメージされがちな商店規模ではなく、いつでも安心してご利用いただける体制を整えています。2011年にタイ北部・中部で発生した洪水騒ぎの際は、ナワナコン支店は一帯が浸水して閉鎖を余儀なくされましたが、機能を本店に移して絶えることなく業務を続けました。

――今後の事業拡張といったものは?

 タイ人旅行者の増加を機に、これまでの日本からタイへの一方通行が双方からの両側通行となるべく、タイ人旅行者数の引き上げに貢献できればと思っております。インセンティブ旅行は、弊社でなければ実現し得ないアイデアを盛り込んだ、インセンティブを提供する側も受ける側もモティベーションとなって次に繋がる効果を生む企画を心がけます。

 今後の新しい動きとして、弊社グループの提携先である日本旅行のシステムを導入する計画があります。日本旅行が取り扱う情報を、タイでもPCなどの端末で瞬時に閲覧できるようになります。例えば「赤い風船」です。ご存知のとおり日本国内のパッケージ旅行ですが、一部をアレンジし直して「Red Balloon」としてご紹介していきます。公式キャラクターとなった「ハローキティ」が目印です。

 もちろん日本だけでなく、世界各地へのご旅行のご提案が可能です。COSMOSやGLOBUSのネットワークも持ち合わせていますし、日本旅行も海外旅行パッケージを販売しています。日本旅行のパッケージはすでに、航空券など差し替えてタイ出発として発売していく予定です。

――売り上げなど

 昨年の販売実績は7億5500万バーツです。

――ありがとうございました

本社
住所:485/8-10, 2nd - 4th Floor, Silom Road, Bangrak, Bangkok 10500
電話:0-2238-4429(日本人直通) ファクス:0-2-236-6046

アマタナコン支店
住所:488 Moo 5, Soi Thonglang, Tambol Klongtamru, Amphur Muangchonburi, Chonburi 20000
電話:038-743040-1, 038-743044-5 ファクス:038-743-076

ナワナコン支店
住所:Floor 1, Lakeside Condoview Building 1, 999/7 Klongnueng, Klongluang, Pathumthani 12120
電話:0-2520 3883 ファクス:0-2520-3817

Eメール:yoyaku@siamexpress.com
ウェブサイト:www.sets.co.th
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