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中国:上海市の36人転倒死事故、「金券殺到説」を警察が否定

2015年1月6日(火) 13時04分(タイ時間)
【中国】大みそかに上海市の外灘(バンド)陳毅広場で発生した「将棋倒し」死傷事故を巡り、地元公安当局は1日深夜、事故直前にばらまかれた金券に人々が殺到したことが大惨事につながったとするネット情報について、事故との関連性を否定する調査結果を報告した。

 監視カメラの映像を確認したところ、米ドル紙幣に似た金券がばらまかれたのは事故発生後と判明したという。さらに米ドル紙幣に似た金券がばらまかれたのは、事故現場から約60メートル離れた外灘18号付近で、上空から落ちてくる数十枚の金券に気が付いた少数のグループが拾ったに過ぎないと説明した。

 一方、適切な人員制限や整理を怠ったとして、当日の警備体制を問題視する声も上がっている。これに対し、上海市公安局黄浦分局指揮中心の蔡立新・副指揮長は、「参加者数が予想を上回った」として、当局の認識不足を認めた。新年の祝賀イベントに集まった人々の数は、国慶節65周年の祝賀行事の参加者を超えていたにもかかわらず、事故当日の警備体制、布陣は国慶節65周年時を下回っていたと分析している。

 転倒事故は12月31日午後11時35分ごろに発生した。外灘の陳毅広場には当時、新年の祝賀イベントを見学するため、約15万人の人々が訪れていたとされる。この事故で少なくとも36人が死亡、47人が負傷した。その多くが若者だったという。
《亜州IR株式会社》

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