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中国:「豚大腸炒め」に水銀混入、洗浄処理時に残留か

2015年1月9日(金) 13時33分(タイ時間)
【中国】河南省鄭州市のレストランで1日、客に提供された豚の大腸を炒めた料理から毒性が高いことで知られる水銀が検出された。豚の大腸を洗浄する際、水銀が使用され、それが残留したものとみられる。人民網が6日付で伝えた。

 同市に住む李さんは、妻、義父、弟夫婦、姪の3世代6人で会食をするため1日夜8時、市内に新しく開店したデパートの3階に入るレストランを訪れた。楽しく食事が進むなか、豚の大腸を炒めた料理「干鍋肥腸」に箸をつけた弟夫婦の口元から、キラキラと光る物体がこぼれ落ちたという。その光る物体は、取り皿のなかへ落ちると一塊の球体になり、残っていた料理のあいだを転がった。それを手で押すと、たちまち4、5個の小さな球体に分離した。この様子を見て李さんは、すぐさま「水銀だ!」と判断した。その10分後、妊娠中だった義妹の鼻腔から鼻血が流れはじめる。「干鍋肥腸」を口にした弟と義妹はただちに病院へ担ぎこまれた。光る球体は、その後の警察の調で、水銀だったことが立証されたという。

 6日現在、弟夫婦の身体に異常はなく、肝機能、腎機能など多岐にわたる検査項目の結果は、すべて正常を示している。レストラン側もまたこの1件に対し、「被害者に対する責任を最後まで果たし、費用を全額負担する」と、全面的に非を認める姿勢を表明している。

 一方、畜産加工の専門家は、料理に水銀が混入した原因について、「一部の無認可加工業者は豚の大腸を洗浄する段階で、水銀を使用している。水銀は、腸内の内容物をきれいに剥落させ、変色、刺激臭、腐敗を防ぐ効果があるからだ。その後、水洗処理をするが、大腸は複雑に湾曲し、内壁のヒダが多い。そのため、水銀が洗い落とされずに残留する可能性がある」と解説した。
《亜州IR株式会社》


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