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中国:14年新車販売は7%増の2349万台、6年連続で世界首位も伸び鈍化

2015年1月14日(水) 11時47分(タイ時間)
【中国】2014年通年の中国新車販売台数は、前年比6.9%増の2349万1900台に上った。

 過去6年連続で世界トップを維持したものの、伸び率は前年の13.9%から7.0ポイント減速している。ただ下方修正後(14年10月)の伸び率予想(8.3→4.6%)は上回った。直近3年間の新車販売は11年が1851万台、12年が1931万台、13年が2198万台で推移している。中国汽車工業協会が報告した。

 新車販売のうち、乗用車は減速傾向が続く。乗用車の販売台数は9.9%増の1970万600台に拡大。伸びは前年の15.7%から5.8ポイント縮小した。車種別では、クロスオーバーとセダンが落ち込む一方、引き続きスポーツ多目的車(SUV)、ミニバン(MPV)は伸びている。SUVとミニバンは、それぞれ36.4%増の407万7900台、46.8%増の191万4300台に膨らんだ。セダンは3.1%増の1237万6700台。クロスオーバーは18.1%減の133万1700台と不振が続いた。商用車については、6.5%減の379万1300万台に低迷した。バスが8.4%増加したものの、トラックが8.9%減少している。

 中国自主ブランド乗用車の販売台数は4.1%増の757万台と1ケタ台の成長にとどまった。乗用車販売シェアの38.4%を占めた。ただ、比率は前年から2.1ポイント低下している。うち中国自主ブランドセダン車の販売台数は17.4%減の277万台に低迷した。セダン販売シェアの22.4%を占めたものの、比率は前年から5.6ポイント縮小している。外資系ブランドの新車投入量の拡大や投入ピッチの加速が中国自主ブランドに打撃を与えた。中小型車の拡大や販売価格の下落も響く。一方で、海外ブランドの販売シェアは日本を除き上昇している。外資系首位は引き続きドイツで20%(前年は18.81%)。以下、日本が16%(同16.35%)、米国が13%(同12.39%)、韓国が9%(同8.8%)、フランスが4%(同3.08%)と続く。

 生産台数は7.3%増の2372万2900台。うち乗用車は10.2%増の1991万9800台、商用車は5.7%減の380万3100台で推移した。

 新エネルギー車の販売は323.8%増の7万4763台と好調。内訳は純電気自動車(EV)が208.5%増の4万5048台、プラグインハイブリッド車(PHV)が878.1%増の2万9715台となっている。

 半面、完成車の輸出は低迷している。2014年通年の海外輸出数は、前年に続き大台の100万台を割り込んだ。前年比で6.9%減少し、91万400台にとどまった。下げ幅は前年の7.5%から0.6ポイント縮小している。

 15年も同レベルの伸びを予想。同協会によれば、今年の新車販売台数は前年比7%増の2513万台となる見込み。車種別では、SUVが25%増、ミニバンが35%増と高い伸びを維持するものの、セダンは1%増に鈍化すると予測している。
《亜州IR株式会社》

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