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中国:人身売買組織を摘発、妊婦を集め“赤ちゃん工場”

2015年1月16日(金) 12時21分(タイ時間)
【中国】山東省済寧市で先頃人身売買組織が摘発され、“赤ちゃん工場”として使われていた廃病院から、乳幼児37人が救出された。警察は関係者103人の身柄を拘束している。斉魯網が13日付で伝えた。

 この事件は、同市エン州市の郊外に位置する鉄道駅に多くの妊婦が下りたつことを不審に思った済寧鉄道警察が、2カ月の内定調査を経て摘発にこぎつけたものだった。犯人グループは、廃墟となった病院を借りあげ、そこへ妊婦を集めて“赤ちゃん工場”として稼働していた。さらに、四川省や雲南省などから、生後間もない乳児を拉致することも行われていた。乳幼児たちは、山東省内の済寧市、曲阜市、臨沂市などで、およそ女児6万人民元(約113万5000円)、男児8万人民元(151万4000円)の値がつけられ、売買されたという。

 保護された0~3歳の乳幼児37人は、元は病院の死体安置所だった冷たい地下の1室に放置され、食事として即席麺や食べ残りの総菜が与えられていた。健康状態に問題のない乳幼児は1人もなく、うち7人は、梅毒、性病、エイズのいずれかに感染していた。母親が、自身の病状を知りながら、金銭を得るために妊娠したという。

 この例から明らかなとおり、乳幼児の両親は、多くが自ら望んで子どもを売買している。そのため、彼らの保護者探しは難航を極めると予想される。すでに保護者へ引き渡された1人を除き、36人の乳幼児は、里親や養護施設へ一時的に預けられるという。
《亜州IR株式会社》

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