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日系自動車大手の14年中国新車販売、そろって目標未達

2015年1月16日(金) 12時21分(タイ時間)
【中国】前年比で伸びを確保したものの、日系自動車メーカーの中国新車販売が2014年に伸び悩んだ。中国新車市場の成長鈍化が顕著となるなか、大手はそろって苦戦を強いられている。

 世界最大手のトヨタ自動車は、14年の中国新車販売が前年比12.5%増の103万2400台。100万台の大台を初めて突破したものの、目標達成率は93.8%にとどまった。目標の110万台に6万7600台(6.2%)届いていない。

 2015年の中国販売目標については、110万台に据え置く。現地化戦略をより一層推進する構え。「中国で現地生産するハイブリッドエンジンを積んだカローラ、レビンなど、より良質な製品を中国の消費者に提供する」と方針を発表した。

 中国新車販売で日系トップの日産自動車も低調。0.5%増の122万2000台にとどまった。かろうじて伸びを確保したものの、14年目標(127万台)の達成率は96.2%となっている。

 ホンダは中国で4.1%増の78万8000台を売り上げた。14年目標(80万台)に対する達成率は98.5%。スズキの中国販売は2ケタ成長を達成し、14.2%増の26万8000台に拡大した。ただ、14年目標(30万台)に対する達成率は89.3%にとどまっている。

 マツダは13%増の21万1000台を中国で販売。14年目標(22万台)に対する達成率は95.9%となった。こうしたなかでも、マツダと重慶長安汽車が折半出資で設立した長安馬自達汽車公司は善戦。14年は51.9%増の10万2100台を販売している。日系の合弁自動車メーカーで最も伸びが大きかった。

 一方、海外ブランドの14年販売シェアは、日本を除き上昇している。外資系首位は引き続きドイツで20%(前年は18.81%)。以下、日本が16%(同16.35%)、米国が13%(同12.39%)、韓国が9%(同8.8%)、フランスが4%(同3.08%)と続いた。

 14年通年の中国新車販売台数は、前年比6.9%増の2349万1900台に上った。過去6年連続で世界トップを維持したものの、伸び率は前年の13.9%から7.0ポイント減速している。直近3年間の新車販売は11年が1851万台、12年が1931万台、13年が2198万台で推移している。中国汽車工業協会が報告した。

 15年も同レベルの伸びを予想。同協会によれば、今年の新車販売台数は前年比7%増の2513万台となる見込み。車種別では、SUVが25%増、ミニバンが35%増と高い伸びを維持するものの、セダンは1%増に鈍化すると予測している。
《亜州IR株式会社》

注目ニュース

【中国】2014年通年の中国新車販売台数は、前年比6.9%増の2349万1900台に上った。

【タイ】タイ国内の新車販売台数(トヨタ自動車調べ)は11月が前年同月比21.8%減の7万3068台、1―11月が前年同期比34.9%減、79万2328台だった。

【中国】新車市場の減速を尻目に、中国で中古車販売市場がハイペースな成長を続けている。

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