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中国:上海の転倒死事故、地元トップなど幹部11人を解任

2015年1月22日(木) 23時26分(タイ時間)
【中国】大みそかに上海市の外灘(バンド)陳毅広場で発生した「将棋倒し」死傷事故について、上海市政府は21日までに、「黄浦区政府と関連部門による警備体制の準備不足や事前対応の不手際が原因」とする事故調査委員会の報告を発表した。

 これを受けて、黄浦区トップの周偉・同区共産党委員会書記を含む幹部11人が事故の責任を取る形で解任処分となっている。

 同事故は2014年12月31日23時35分(現地時間)、外灘陳毅広場東南部北側から黄浦江観景台に通じる歩道階段で発生。36人が死亡、49人が負傷した。事故調によれば、黄浦江観景台に通じる歩道階段は当初、一方通行だったが、22時37分ごろに警戒線が破られ、上下から大量の市民が押し寄せて、階段の中間付近で人々が対峙する格好となった。現場の警察官が秩序維持に努めたものの、人員不足で効果はなく、現場は制御不能に陥っていた。23時35分になり、下りる人の流れが一段と強くなった際、階段の下部付近で一部の人が転倒したことがきっかけに「将棋倒し」が起こったという。

 外灘の陳毅広場には事故当時、新年の祝賀イベントを見学するため、約15万人が訪れていたとされる。新年の祝賀イベントに集まった人々の数は、国慶節65周年の祝賀行事の参加者を超えていたにもかかわらず、事故当日の警備体制、布陣は国慶節65周年時を下回っていたとされる。
《亜州IR株式会社》

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