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中国:不動産在庫が26%増、14年末で全国6億2169万平米

2015年1月23日(金) 19時17分(タイ時間)
【中国】商品不動産(外販用不動産)の在庫が膨らみつつある。新規物件の投入が相次ぐ一方で販売が滞るなか、2014年12月末の在庫面積は、中国全体で6億2169万平米に拡大した。11月末比で2374万平米(4.0%)、13年末比で1億2874万平米(26.1%)ずつ積み上がっている。

 なかでも、住宅在庫の増勢が目立つ。11月末との比較では、在庫面積が住宅で1352万平米、オフィス物件で202万平米、商業施設で361万平米ずつ増えた。年間では、住宅在庫が8283万平米拡大している。

 在庫の膨張は、販売不振によるもの。商品不動産の販売面積は、14年通年で7.6%減の12億649万平米に低迷した。うち住宅に関しては9.1%の落ち込みを記録している。商品不動産全体の販売額も、6.3%減の7兆6292億人民元(約145兆3500億円)に落ち込んだ。

 市況の変調を受けて、不動産開発投資の伸びも鈍化。14年の全国不動産開発投資額(名目ベース)は、中国全体で前年比10.5%増の9兆5036億人民元(約180兆6016億円)に達したものの、伸びは前年比で9.3ポイントの減速を余儀なくされた。14年は1~2月累計で19.3%増に上っていたが、その後は増加速度が急ピッチに鈍化している。

 15年の動向に関しても、慎重な見方が多い。各地で在庫が膨らんでいることで、不動産市況の調整が長引くと予測されているためだ。不動産開発投資の規模についても、伸びが一段と減速するとみられている。

 全国房地産開発景気指数(不動産景気指数)も低迷が持続した。12月は93.93。前月比で0.37ポイント低下し、2001年1月の統計開始以来で最低(=最悪)のレベルを記録した。
《亜州IR株式会社》

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