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中国~欧州を結ぶ快速貨物鉄道路線の整備加速、「一帯一路」戦略の推進で

2015年1月26日(月) 11時41分(タイ時間)
【中国】習近平・国家主席の肝入りでスタートした「一帯一路」戦略の推進を受けて、中国鉄路総公司が中国~欧州を結ぶ快速貨物鉄道路線の整備を加速している。

 2014年通年で308列車を運行。コンテナ輸送数は2万6070TEUに達し、前年比で285%増加した。沿線各国の経済貿易交流の促進に貢献している。

 中国鉄路総公司は昨年から貨物運輸組織改革に着手。なかでも中国~欧州間の貨物輸送の優良化を進めている。1日当たり1000キロメートルに基づき、全行程の運輸時間を12日前後に設定。中国から欧州へ抜ける東、中央、西ルートを開設した。西側ルートは新疆ウイグル自治区の阿拉山口、中央ルートは内蒙古自治区の二連浩徳、東ルートは内モンゴル自治区満州里からそれぞれ国境を出る。また需要増を見越し、2014年下半期に中国~欧州運行路線を既存の7本から19本に拡大している。

 「一帯一路」とは「シルクロード経済圏」および「21世紀版海のシルクロード」を指し、中国が掲げる新たな対外発展戦略。同構想は習主席が13年8月の外遊に際し、初めて提起したものだ。同構想がカバーする国・地域は、総人口が約44億人、経済規模が約21兆米ドル(約2500兆円)に上る。これら国・地域の間で、自由貿易協定を締結。経済・人的交流の拡大、インフラ整備などを進めるという骨子だ。昨年末に開かれた中央経済工作会議では、15年の重要経済戦略の一つに指定されている。

 中国経済の減速感が強まるなか、「一帯一路」戦略の推進は幅広い産業の発展を後押しし、多額の投資を呼び込むと期待されている。中国国際金融(CICC)の試算によると、同構想に関連する投資総額は1兆6000億米ドル(約190兆円)に上るという。
《亜州IR株式会社》

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