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カンボジアからミャンマーへ 日本とタイ、南部経済回廊鉄道検討

2015年1月28日(水) 15時42分(タイ時間)
プラユット首相(左)と和泉洋人首相補佐官の画像
プラユット首相(左)と和泉洋人首相補佐官
写真提供、www.thaigov.go.th
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【タイ】和泉洋人首相補佐官がタイを訪問し、27日、タイ軍事政権のプラユット首相(前タイ陸軍司令官)を表敬訪問したほか、経済政策担当のプリディヤトン副首相と会談した。

 プリディヤトン副首相は会談後、2月8、9日に予定されているプラユット首相の訪日に向け、カンボジア国境のタイ東部サケーオ県アランヤプラテート―タイ東部チャチュンサオ県―バンコク―ミャンマー国境のタイ西部カンジャナブリ県を結ぶ標準軌の高速鉄道を共同開発する方向で両国政府が調整を進めていることを明らかにした。

 このルートはベトナムのホーチミン市からカンボジア、タイを経由しミャンマーに至る「インドシナ半島南部経済回廊」の一部。タイとミャンマーはカンジャナブリの先にあるミャンマー南東部のダウェイ経済特区の開発でも日本の協力を求めている。プリディヤトン副首相は30日にミャンマーを訪れ、ダウェイ経済特区の深海港建設に日本が参加する方向でミャンマー側と調整すると述べた。

 ダウェイ経済特区はマレー半島の西側の付け根にあり、深海港の開発とタイとの陸路接続で、アンダマン海、インド洋とタイ湾、南シナ海を結ぶ物流拠点になると期待されている。タイ、ミャンマー両国が開発に乗り出しているが、資金とノウハウ不足で進展は遅い。

 一方、プラユット首相は、自動車、化学などの産業が集積するタイ東部ラヨンとバンコクを結ぶ鉄道路線についても日本と協議中だと話した。

 タイは鉄道網の近代化を進める方針で、昨年12月、標準軌の複線路線2路線の共同開発について、中国政府と合意した。ラオス国境のタイ東北部ノンカイからタイ東北部ナコンラチャシマ県、タイ中部サラブリ県ゲンコイを経てタイ東部のマプタプット港に至る全長734キロとゲンコイ―バンコク間133キロで、今年9、10月の着工を目指している。中国はラオスでも鉄道建設に乗り出しており、全線が建設されれば、中国からラオス経由でマプタプット港まで鉄道で接続される。


〈プリディヤトン・テワクン〉
1947年生まれ。王族(モームラチャウォン)。米ペンシルベニア大学ウォートン・スクールで経営学修士(MBA)。縁戚であるラムサム財閥傘下の大手銀行、カシコン銀行に勤務後、1992年のスチンダー政権(軍政)とその後のアナン暫定政権で副商務相を務めた。1993―2001年、タイ輸出入銀行総裁。2001―2006年、タイ中央銀行総裁。2006年の軍事クーデターで発足したスラユット政権(2006―2007年)で副首相兼財務相。2014年の軍事クーデターで発足したプラユット政権で副首相。
《newsclip》

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