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中国:電子書籍ユーザー5.9億人に拡大、市場規模1700億円

2015年2月2日(月) 13時10分(タイ時間)
【中国】中国の電子書籍ユーザーは2014年に前年同期比で20.9%増加し、5億9000万人に達した。

 同年の電子書籍の総閲覧数は14億冊を突破し、市場規模は88億4000万人民元(約1675億4000万円)に拡大している。比較的緩やかなカーブを描きながら同規模は17年までに150億人民元(約2842億9000万円)を超えると予想されるという。北京日報が27日付で伝えた。

 統計データによると、電子書籍ユーザーの男女比は、男性が72.56%を占め圧倒的に多い。19~25歳の男性が市場を牽引しているという。また、地域別では、広東省、北京市、浙江省、上海市、江蘇省に電子書籍愛用者が多い傾向が明らかになった。

 アナリストは、「ユーザーの電子書籍需要に対し、業界の供給が追いつかない状態。14年は、電子書籍アプリ『iReader』を制作する掌閲科技有限公司をはじめ多くの電子書籍企業が、黒字に転じる分水嶺を超えた」と解説する。

 また14年は、大手IT企業により業界勢力図が塗り替えられた年でもあった。検索サイト最大手「百度」は、ネット文学サイト「縦横中文網」を買収し、既存の「百度多酷」、「91熊猫看書」と統合して「百度文学」を開設した。また、電子商取引最大手の「阿里巴巴」は、傘下の「淘宝閲読」をテコ入れし、ダウンロード可能な正規版電子書籍を大幅に増量している。さらに中国4大ポータルサイトの1つ「騰訊」については、ネット文学サイト「盛大文学」を買収することで先ごろ合意に至ったと伝えられた。この先、業界内部の競争は一段と激化すると予想される。
《亜州IR株式会社》

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