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中国:量り売りのワタリガニ、海水やゴム紐で「水増し」横行

2015年2月6日(金) 14時22分(タイ時間)
【中国】生活レベルの向上にともない、春節(旧正月)の年越し料理に海産物が加えられることも珍しくなくなった中国で、海産物市場の「水増し量り売り」が横行していることが分かった。華商報が3日付けで伝えている。

 陝西省西安市白家口の海鮮市場「方欣水産品市場」で量り売りされるワタリガニは、500グラムあたり50~58人民元(約940~1090円)が相場。しかし、計量の際、カニは黒いビニール袋に入れられ、同時に「酸素供給」と称して大量の海水が加えられるという。また、カニのハサミ留めに使われる赤色の太い強力なゴム紐も計量の対象となる。

 85人民元で購入したワタリガニ2匹(850グラム)は、ビニール袋から取り出し、海水をすて、ゴム紐をはずして再計算すると、375グラムになったという。また、「酸素供給」を断り、海水を加えずに購入した58人民元のワタリガニ2匹(580グラム)も、ビニール袋とゴム紐を除くと正味重量は305グラムだった。 

 上記の例から、ワタリガニの量り売り価格は、海水を加えた場合およそ56%、海水を加えなかった場合およそ48%が、カニ本体以外の費用であることが分かる。海水は、加えた分だけ文字通り「水増し」され、黒いビニール袋は約60グラム、赤いゴム紐はカニ2匹のハサミ4本分で約155グラムの「水増し道具」となる。現在は、多くの水産市場でこうした量り売り形態が一般的となっているという。
《亜州IR株式会社》

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