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中国のレアアース輸出量は27%増、値下がりで輸出額は36%減

2015年2月11日(水) 13時41分(タイ時間)
【中国】中国のレアアース輸出量は、2014年通年で約2万8000トンに達した。前年比で27.3%の伸び。出荷先トップの日本へは1万2000トンを輸出。海外輸出全体の42.9%を販売した。米国向けは輸出全体の32.1%。国際商報が10日、税関統計として伝えた。

 ただ、値下がりを受けて全体の輸出額は縮小し、35.6%減の23億人民元(約436億円)に落ち込んでいる。国際市況の下落が響く。14年末のトン当たり輸出価格は、前年末比で47.8%安い8万3000人民元に低迷した。

 中国は2015年からレアアースの輸出枠規制を撤廃する。商務部が昨年末に発表した「輸出許可証管理リスト」で明らかにされた。今後は輸出契約に基づいて輸出許可証を取得する形となり、事前に輸出の割当を申請する必要がなくなる。

 中国はレアアースの輸出割当制度を98年に導入。関税率を15~25%の範囲に設定していた。10年には輸出枠を大幅に削減。これによって世界的な在庫不足、価格高騰がクローズアップされるようになった。中国レアアース生産の世界シェアは約9割を占める。

 中国のレアアース輸出規制をめぐっては、世界貿易機関(WTO)が14年、日米欧からの提訴を受けて協定違反の判断を下していた。中国は今回、同じく提訴されていたモリブデンとタングステンについても、輸出枠規制を廃止している。
《亜州IR株式会社》


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