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中国の産業用ロボット使用台数、17年には世界最多42.8万台へ

2015年2月11日(水) 13時41分(タイ時間)
【中国】中国の産業用ロボット使用台数は、2017年に世界最多規模に膨らむ見通しだ。向こう2~3年内に“爆発的”な成長が期待されるため。現時点と比較して倍増以上の42万8000台に達すると想定されるという。国際ロボット連盟(IFR)がこのほど報告した。

 中国では、自動車産業分野での使用が急増し、急ピッチに普及していくと予想。2~3年後には、エレクトロニクス産業分野での需要が本格的に立ち上がるとみている。

 この背景には、世界の主要自動車メーカーが競って中国現地工場を建設していることがある。また、人件費の高騰が持続するなかで、産業ロボの魅力が相対的に増すと予想した。

 中国の産業ロボ普及は、足元で出遅れている。今後数年で先進諸国を猛迫する見込みだ。工場従業員1万人当たりの産業ロボ稼働台数は、中国で約30台に過ぎない。韓国の437台、日本の323台、ドイツの282台、米国の152台と大きな開きがある。

 中国は国策的に産業ロボ導入を推進する立場。工業和信息化部(工業情報化部)は1月29日、素材産業の工業化を進めるにあたり、産業用ロボットの導入に重点を置く方針を示した。ロボット研究機関と素材メーカーが提携し、業界専用のロボットを開発・応用することを奨励する。素材産業における産業用ロボットの導入数は、15~18年の3年間で5000台に上ると試算した。
《亜州IR株式会社》

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