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トヨタの2月中国販売は6.15万台、7カ月連続でプラス成長

2015年3月4日(水) 16時12分(タイ時間)
【中国】トヨタ自動車(7203/東証)は2日、今年2月の中国新車販売台数(小売ベース)が前年同月比18.6%増の6万1500台に拡大したと発表した。

 プラス成長は7カ月連続。伸び率は前月(10.6%)を大幅に上回った。「カローラ」、「ヴィオス」、「レビン」といった小型車が伸びをけん引している。

 「カローラ」と「ヴィオス」は、中国第一汽車集団との合弁である一汽トヨタを通じて製造・販売。「カローラ」は2月に前年同月比で倍増の1万5000台超を売り上げた。1月も前年同月の3倍近い2万台超を販売している。「ヴィオス」の2月販売も8000台強と好調だった。

 一方で、広州汽車集団との合弁、広汽トヨタで製造する「レビン」も約6500台と堅調に推移している。

 今後は、小型車以外の製品ラインナップも強化する構え。1月に主力セダン「カムリ」の新モデルを発売。3月に多目的スポーツ車(SUV)「ハイランダー」の新モデルを発売する予定とされる。

 販売のてこ入れに向けて、一汽トヨタはディーラーに対して補助金を支給する計画。先月に開催されたディーラー大会で、3回に分けて合計12億4000万人民元(約237億円)を支払うと予告した。すでに昨年第4四半期に4億4000万人民元を支給済み。残額の8億人民元を今年1月(4億5000万人民元)と、今年6月(3億5000万人民元)に給付する。

 この決定は、ディーラー業界からの訴えに応じたもの。一汽トヨタに対して、業界団体の中国汽車流通協会は昨年12月、同社と契約を結ぶ販売ディーラーに総額22億人民元(約420億円)の販売補助を支給するよう提言する文書を提出した。高いノルマを設定するなどのメーカーサイドの一方的な取り決めが、ディーラーの在庫を積み増させて経営破たんの危機に追い込んでいる――と主張。一汽トヨタのディーラー500社を代表して、メーカー側に善処策を求めていた。
《亜州IR株式会社》

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