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中国:沿海部で原発新設再開、紅沿河第2期の着工認可

2015年3月5日(木) 11時44分(タイ時間)
【中国】中国の国家エネルギー局がこのほど、紅沿河原子力発電所(遼寧省)の第2期工事について、着工を認可したもようだ。約2年ぶりに沿海部での原発新設が間もなく再開されることになる。証券時報が4日、消息筋情報として伝えた。

 報道によると、国務院(内閣に相当)は先月17日時点で同工事の着工を承認した。国家核安全局から建設許可証を取得すれば、すぐにでも着工が可能という。

 東北唯一の原発である紅沿河原発には、国有企業の中国広核電力(CGNパワー:1816/HK)や中電投核電公司が出資。第1期工事のうち、1~2号機は稼働中、3~4号機は年内の運転開始を予定している状況だ。第2期工事で建設予定の5~6号機は、発電容量が2238メガワットに設定されている。

 2011年の福島第1原発事故の後、中国では12年12月の田湾原発第2期工事を最後に、原子力発電所の新設審査が一時中断されていた。ただ現在では、環境政策や産業振興策の一環として、原発推進へとかじをきっている。習近平・国家主席は今年1月、原子力産業を「国の戦略産業」と指摘したうえで、その発展を支援し、競争力を高める必要があると指示した。

 中国核能行業協会のデータによると、2014年末時点で商業運転中の原発プラントは計22基(発電容量2010万キロワット)。このほか、26基(同2850万キロワット)の建設が進められている。建設中プラントの数としては、世界最多を数える。
《亜州IR株式会社》


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