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中国:映画興行収入が米国超え、2月は6.5億米ドルで世界トップに

2015年3月6日(金) 10時43分(タイ時間)
【中国】中国本土の映画興行収入が単月ベースで米国を上回り、初めて世界トップに浮上した。

 娯楽産業研究機関の芸恩(en)の最新統計によれば、今年2月の映画興行収入は40億5000万人民元(約6億5000万米ドル)に達し、米国の同月収入(6億4000万米ドル)をわずかながら上回った。今年の春節(旧正月)が2月だったため、新年恒例の正月映画が多数公開されたことが興行収入を押し上げた。3月4日時点で、正月映画の興行収入ランキングは、「天将雄師」が4億9800万人民元で首位。以下、「澳門風雲2」が4億9300万人民元、「鐘旭伏魔:雪妖魔霊」が2億9300万人民元、「狼図騰」が2億9000万人民元、「baba去●(口へんに那)2」が1億8000万人民元、「冲上雲霄」が1億1700万人民元、「baba的假期」が8400万人民元と続く。

 一方、芸恩(en)の研究報告によれば、2014年の全世界の映画興行収入は375億米ドルに達し、前年比で16億米ドル増加した。市場シェア首位は米国の27%。中国は13%で2位につけ、3位の日本(5%)を大きく引き離している。

 なかでも中国本土の伸びが著しい。中国本土の映画興行収入は2014年通年で前年比36%増の47億米ドルに拡大した。その一方で、北米の映画興行収入は6%減の103億米ドルに縮小している。日本、英国、ドイツ、ロシア、オーストラリアなど複数の国・地域で映画興行収入が前年割れするなか、中国の2ケタ成長が目立つ状況だ(インド、韓国、フランスもプラス成長)。まさに全世界の映画興行収入の伸びを牽引しているのが中国といっても過言ではない。

 人民元建てベースの中国本土の映画興行収入は、2014年通年で前年比36.2%増の296億3900万人民元(約5663億8600万円)に達した。確実視されていた300億人民元の大台突破は達成できなかったものの、高成長が続いている。中国本土の映画興行収入は、2013年に初めて200億人民元を突破。100億人民元を超えるのに15年を要したのに対し、200億人民元の大台は2010年からわずか3年でクリアしている。
《亜州IR株式会社》


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