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中国:北京市で出生率上昇、14年は23年来最高の0.975%

2015年3月6日(金) 10時44分(タイ時間)
【中国】北京市の出生率が上昇している。

 2014年の出生率(常住人口)は0.975%となり、前年比で0.082ポイント上昇した。初めて0.900%を突破し、1991年以来、23年ぶりの高レベルを記録している。新生児の出生数(常住人口)は20万8000人に上った。第12次5カ年計画(2011~15年)の開始以降、徐々に増加してきたという。北京市統計局、国家統計局北京調査総隊が発表した『2014年全市人口発展形勢報告』の内容として新京報が4日伝えた。

 北京市は14年2月に「単独二孩」(夫婦の片方が1人っ子であれば、第2子の出産を認める)を解禁したばかり。その後の出生人口動向が注目されていた。

 昨年1年間の出生率の上昇や出生数の増加について、市統計局の担当者は「人口の年齢構成と中国の伝統的な影響が背景にある」と分析した。具体的には、◆出産可能年齢(25~39歳)の女性人口が年々増加してきたこと、◆中国で「小年(不作の年)」に当たる「未年(2015年)」の出産を避けて(※未生まれの子供はひ弱という言い伝えがある)、「大年(豊作の年)」に当たる午年(2014年)の出産が増えたこと――などがあると解説している。

 一方、出生率の上昇や出生人口の増加とは逆に、14年末の常住人口の純増数とその伸び率はともに鈍化した。14年末の全市常住人口は2151万6000人。純増数は36万8000人で、2011年の56万7000人から縮小している。伸び率に関しても、11年の2.9%から14年は1.7%に低下した。
《亜州IR株式会社》


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