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《タイ業界事情》 在タイ邦人の引っ越し 3―5月に集中

2015年3月12日(木) 23時01分(タイ時間)
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《タイ業界事情》 在タイ邦人の引っ越し 3―5月に集中
YAMATO UNYU (THAILAND) CO., LTD.
荒川 滋 氏 Managing Director

 海外在住といえども、日本人の引越しシーズンは日本の人事異動の時期に重なり、3―5月に集中する。在タイ日本人も例外ではなく、弊社の引越し業務が最も忙しくなるのもこの頃。1年の取扱量の半分が同3カ月に集中する。、日本企業のグローバル化に伴い、タイから日本や他国への引越しも珍しくなくなった。。ただ、船便で送る荷物は到着までの時間がかかるので、荷物の詰め方の工夫や持って帰るもの、日本に戻ってから購入する方が良いものなど、専門のアドバイスを聞いておくと便利なことも多い。弊社のネットワークは日本の隅々まで網羅、タイでも見積もりの段階から日本人が対応するなど、他社とは一線を画したサービスに努めている。

〈タイでも新年と春に集中する日本人の引越し〉

 ヤマト運輸タイ現法の弊社は1990年に設立、今年で25年を迎える。当初は、日本でお取り引きのあったメーカー様などにお客様を限定、輸出入といった貿易に特化していた。今では貿易、倉庫、引越しなど幅広く業務をこなし、従業員も350人を数える。うち倉庫運営・配送事業で200人を配している。日本の物流会社は、製造業と足並みを揃える形でいち早く海外に進出しているが、ヤマトグループの海外展開は決して早い方ではなかった。

 その理由の一つが1976年に開始した宅急便事業が急拡大、国内のネットワーク拡大に注力したためだ。これにより宅急便ネットワークは日本の隅々まで網羅したが、タイを含む海外への積極的な進出は他社と比べて遅れてしまった。しかし、日本全土をカバーするネットワークを、手に入れたことで日本からタイ、そしてタイから日本へのお引越しを、クロネコマークの車、社員で一貫して引越し先まで運ぶことが出来ている。

 在タイ日本人の引越しが多くなる時期は3―5月に集中する。また7月には子供の夏休みに合わせて戻るというパターンもある。会社の人事異動に伴う引越しであることは推して知るべし、この期間で弊社の年間引越し取り扱いの半分に達する。最近増えてきているのが1月の人事異動に伴う12―1月の年末年始だ。

〈スケジュール通りの荷物取り扱い〉

 引越しというのはお客様にとって、生活空間を運ぶサービスであり、複数の会社をいろいろ試してみてサービスの良し悪しの判断を、というのが難しい。引越し専門会社に問われるのはやはり、スケジュールどおりの安心して任せられる荷物取り扱いというサービスの質だ。日本人が引越しに当たって最優先で求めるのが時間厳守。入居先の契約など引越し先の都合を考えると、届くのが早くても遅くてもいけない。あくまでも指定日の到着だ。

 これを実現するのは日本国内どこにでも届けられるネットワークも重要だ。途中で荷物を他社に託すのではなく、自社で最後まで確実に届けられる体制。そして当然のことではあるが、紛失や破損がないよう荷物を大事に扱うことだ。

 弊社グループは、タイからの送り出しも日本での受け入れも全て自社内で完結。日本国内あらゆる場所にお届けできるのは、宅急便ネットワークがあってこそだ。

 日本人のお客様に大切なのはもう一つ、日本人の対応だ。引越しはただ単に荷物を送るだけではなく生活空間を運ぶサービスだ。スケジュールの詰めや受け取り時の都合など、確認ごとや相談ごとが多い。そのようなニーズに応えられる専門会社を選びたい。弊社であれば見積もりの時点で日本人がお伺い、さまざまなご相談を承っている。

〈意外と分からなくなる箱の中身〉

 スケジュールは見積もりの時点でお伺いしている。飛行機でも船でも早めの予約が重要だからだ。タイにある全ての荷物が必要でなく、見積もり時に持って帰るものとそうでないものを分けていただくようにしている。引越し前に本を売ってしまったり、次の入居者のために食器を置いていったりすることが多々あるからだ。

 身の回り品は航空便で、大きめですぐに必要のない荷物は船便で。もとより、タイの住居は家具付きが一般的なので、日本から家具を持ってくる人は少数派。自宅の家具は保管コンテナに預け、日本に戻ったときに取り出すという需要がよく見られる。弊社ではこれらも一括で行っている。

 引越しは決して特別なことでなく、誰もが経験すること。「日本からタイに来たときの要領で」と考えるが、気軽に荷物を詰めていると「うっかり」ということもある。例えば箱の中身だ。

 「居間」「寝室」「キッチン」などといったメモを箱の内部に残しても、それだけでは具体的な中身を思い出せず、結局は分からなくなって箱をいろいろ開けなくてはならなくなる。引っ越しは誰もが急いで荷物を詰め、早々に部屋を引き払う。面倒なことではあるかも知れないが、もう少し細かい内容のメモを残しておくと便利だ。特にお子さんが自分で詰める場合は、更に注意が必要だ。

 また、タイの住居は日本のそれと比べて広めなことが多い。荷物が多すぎて引越し先に入り切らない、という事例もある。日本の自宅に戻るならまだしも、新たな住居を探して住むとなると、荷物の多さや部屋の広さの見当が外れてくる。自宅に戻らずに新たな土地に引越す、取り敢えず寮に入るといった場合でも、弊社であればお見積もり時に段取りを組むことが可能だ。

 弊社ではバンコク本社で6人が引越し業務を担当している。バンコクから300キロ圏内をカバー。需要が少ないそれ以外の地域でもご相談をお受けしている。昨年10月には東部チョンブリ県シラチャーに事務所を新設、引越し担当スタッフが2人常勤している。地元の日本人が集まるショッピングモール、「Jパーク」内だ。シラチャーは単身赴任がまだまだ多いが、日本人向けの学校や幼稚園が建ち、家族が急増中で引越しの需要が高まっている。弊社は同地で、日本人の引越し市場のシェア半分確保を狙っている。


YAMATO UNYU (THAILAND) CO., LTD.
住所:1617 Pattanakarn Road, Kwang Suanluang, Khet Suanluang, Bangkok 10250
電話:0-2369-3400(08:30―17:30) 担当:太田、大畑、鎌田、斎藤、ノルテ、山岸

シラチャー事務所
電話:084-362-0801(08:30―17:30)  担当:佐竹、宅見

休み:日曜・祝日 ウェブサイト:www.yamatothai.com
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