覚醒剤摂取し日本人妻に暴力、タイ人男逮捕

【タイ】バンコク首都警察は１７日、記者会見を開き、麻薬摂取や妻の日本人女性（３７）に対する暴行などの疑いで、タイ人男のルンロート容疑者（３４）を逮捕したと発表した。

　妻の日本人女性が１６日、警察に被害届を出した。それによると、ルンロート容疑者は長男が生まれた３年前から、酒、覚醒剤を摂取して、繰り返し女性に暴力を振るった。生活費は女性の稼いだ金に依存し、今月も女性から現金７万バーツを奪った。

　ルンロート容疑者は逮捕時の尿検査で覚醒剤の陽性反応が出た。取り調べに対し、犯行を認めている。

　記者会見では、女性が負った傷の写真のほか、女性のパスポートの顔写真のページなどが公開された。

　タイでは外国人が犯罪や事故に遭った場合、テレビ、新聞などで被害者のパスポートの顔写真のページが報じられることが多い。欧州連合（ＥＵ）や日本などの在タイ大使館は、外国人とその家族のプライバシーを尊重し、パスポートのページを公開する慣行を改めるよう求めているが、今のところ効果は上がっていない。

《newsclip》

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