RSS

テンセントは通期5割増益、ゲーム・広告収入が高い伸び(詳報)

2015年3月20日(金) 10時45分(タイ時間)
【中国】インターネットサービス最大手の騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)は18日引け後、14年12月期(本決算)の業績を発表し、純利益が前年比53.6%増の238億1000万人民元(約4606億円、希薄化EPS:2.545人民元)に達したと報告した。

 売上高は30.6%増の789億3200万人民元。1株当たり0.36香港ドルの期末配当を予定する。

 モバイルゲームが好調だったほか、広告収入が力強く伸びた。うちモバイルゲームを含む付加価値サービス部門の売上高は、前年を40.7%上回る633億1000万人民元。スマートフォン向けメッセージアプリ「微信(WeChat)」やIM(インスタント・メッセンジャー)「QQ」の利用者向けゲームが売り上げ増をけん引した。

 ネット広告部門の売上高は、前年比65.0%増の83億800万人民元。モバイルサービス利用者の増加がシナジー効果をもたらした。Eコマース大手、京東商城(JD/NASDAQ)との提携も広告収入を押し上げる一因となっている。

 第4四半期(10~12月期)ベースでは、売上高が前年同期比23.6%増の209億7800万人民元、純利益が49.8%増の58億6000万人民元に上った。前四半期(7~9月期)との比較では、売上高が5.9%増、純利益が3.6%増。増益率は1ケタ台にとどまったものの、前四半期の3%減からプラス成長を回復した。前四半期については、プロモーションや研究開発の強化などによる販管費増が足かせとなっていた。

 ユーザーの取り込み状況については、「微信」の月間アクティブユーザー数(海外版含む)が5億人の大台乗せを達成。前年比で40.8%増と大幅に伸びた(9月末比では6.8%増)。一方、同社の看板である「QQ」の月間アクティブユーザー数は、前年比0.9%増の8億1530万人だった(9月末比で0.5%減)。

 ネット・モバイル付加価値サービス(VAS)、ネット広告、Eコマースなどを収益の柱とする。看板商品の「QQ」で築いた膨大な顧客基盤とブランドを背景に、ポータルサイト、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)、ソーシャルゲーム、ミニブログなど次々と新分野を開拓してきた。セキュリティソフト中堅とも資本提携。11年、金山軟件(3888/HK)に資本参加した。Eコマース強化。14年3月、国内2位の京東商城に出資することで合意している。
《亜州IR株式会社》

注目ニュース

【中国】米アップルのアップルウォッチが来月、中国でも同時発売されることが明らかになった。

【中国】英調査会社ミルウォード・ブラウンが27日に発表した「中国の15年版ブランド価値ランキング」で、インターネットサービス大手の騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が首位を獲得した。前年トッ...



新着PR情報