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中国:年40万組の夫婦が離婚、原因25%はDV

2015年3月25日(水) 12時14分(タイ時間)
【中国】年平均40万組の夫婦が離婚する中国で、離婚原因の25%が家庭内暴力(DV)によるものであることが分かった。中国青年報が23日付で伝えている。

 中華全国婦女聯合会が行った調査データによると、中国では約30%の世帯に家庭内暴力が存在するという。また、既婚女性の16%は、配偶者から暴力を受けた経験があり、既婚男性の14.4%は、配偶者に対して暴力をふるったことがあると答えている。さらに、離婚原因の25%は家庭内暴力によるもので、離婚者が暴力事件を起こす割合は、非離婚者より高く47.1%に達するという。

 女性ばかりではなく、子どもや高齢者に対する家庭内暴力も多い。10~17歳の子どもを対象に行った調査では、両親から暴力を受けたことがあると答えた割合が、43.2%に上った。65歳以上の高齢者でも、1年以内に家庭内暴力を経験したことがあると答えた人の割合が14%に達した。

 こうした家庭内暴力を抑止するため、すでに多くの省や市で条例が整備されている。また、今年下半期には、中国で初となる家庭内暴力防止・保護法が制定される見通しだ。しかし、実際に両親の家庭内暴力を見て育ったある被害女性は、「法整備だけでは家庭内暴力を抑止することができない。加害者自身が、どのように家族とコミュニケーションをとり、暴力感情を抑制するか、学ばなければいけない」と話した。
《亜州IR株式会社》


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