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〈業界事情〉ステンレス鋼材(コールドフラットバー)販売 Yoshu (Thailand) Co., Ltd.

2015年3月26日(木) 21時35分(タイ時間)
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〈業界事情〉ステンレス鋼材(コールドフラットバー)販売 Yoshu (Thailand) Co., Ltd.
北原 一 氏 Managing Director

ステンレス鋼材に特化 タイでは貴重な専門販社

日本では一時問屋として取り扱い

――御社概要をお聞かせください

 弊社は大阪に本社を構える豫洲(よしゅう)短板産業のタイ現法として、2013年に設立されました。日本では、ステンレス鋼材の一時問屋としてありとあらゆるステンレス鋼材を取り扱っていることで知られるリーディングカンパニーです。

 豫洲グループは海外拠点として2010年に中国・上海、2社目として弊社を立ち上げました。タイではおそらく、日系としてはステンレス鋼材を専門に取り扱う唯一の販社です。

――タイのステンレス鋼材市場について

 製造業が消費する鋼材のうち、ステンレスが占める割合はせいぜい2―3割で、タイも同様です。過去数十年、日系メーカーがタイに進出してきてTier 1からTier 3までほぼ出尽くした感がありますが、自動車や家電という産業は決してステンレス鋼材を多用しません。

 しかしこの数年、タイの市場が変化を見せています。Tier 4からその下、中小メーカーを中心とした製造業のタイ進出がすっかり増え、それに伴ってステンレス鋼材の需要も高まってきています。例えば、洗浄機、自動機、調理機器などの製造です。

 タイの市場に出回っているステンレス鋼材のほとんどは、タイ製や中国製です。品質に対する評価は決して高くなく、日系メーカーの需要はおのずと日本製に集まります。

 品質については、お客様から伺った話も含みますが、海水に強い、酸に強い、熱に強いといういわゆる錆ないという特徴のはずのステンレスが、タイに出回っている製品だと錆びてしまうことが少なくないようです。品質証明書についても、要求してもないと言われて終わったり、あったとしてもその製品と一致する書類なのかどうか不安だったり、という例もあるようです。

――御社進出のタイミングについて

 鋼材全般で考えた場合、販社によっては20年も30年も前にタイに進出してきていますから、弊社は遅い方に含まれるでしょう。しかし、先に述べたようなタイの市場を考えますと、2013年の現法設立は良いタイミングだったといえます。

 ステンレス鋼材のみの取り扱いはビジネスとしてはニッチです。日系のみならずその他外資や地場においても専門販社はほとんど見かけないのではないでしょうか。

日系のみならず地場メーカーにも提案を

――御社の取扱い製品について

 みがきフラットバー(コールドフラットバー)という細長い板状の鋼材です。日本にはどこにでもありますが、タイでは弊社製品以外は流通しておらず、ほとんどがホットフラットバーとなります。

 タイには全103サイズをストック、ご注文の翌日にはお渡しできます。日本から取り寄せの場合は、月1、2回の定期便を利用することになります。現在、自社による配送体制を整えており、近いうちにより早い納品が可能となります。

――ホットフラットバーというのは?

 簡単にご説明すると、コールドフラットバーの前工程の製品です。コールドフラットバーというのはホットフラットバーを二次加工して成形、寸法精度と外観を整えた製品です。

 タイでは、ホットフラットバーを仕入れた工場が自ら削り直して加工するという手間を強いられています。タイに進出、土地を買って工場を建て、社員を教育して注文も取れていよいよ稼働というとき、コールドフラットバーがなくて愕然とした、という話をよく聞きます。

――今後について

 日系メーカーさまには、「コールドフラットバーがあります」と言うだけで理解していただけますが、営業を本格的に開始したのは昨年半ばということもあり、なかなか浸透しておりません。まずはより多くのメーカーさまに弊社の存在を知っていただくよう、努力を続けていきます。
 日本の製造業も昔は、今のタイのようにホットフラットバーを自ら削って使っていました。高度経済成長期、「時間=コスト」という考え方が浸透し、今の日本の製造業をここまで発展させてきたはずです。

 タイも今や、周辺諸国と比較すると賃金は高めです。いずれは「時間=コスト」という考えが日本のように浸透するはず。弊社のお客様は日系がほとんどですが地場メーカーもいらっしゃり、すでに「時間=コスト」という意識で弊社製品を利用していただいております。日系のみならず地場メーカーにも広く提案していければと思っております。

――ありがとうございました

YOSHU (THAILAND) CO., LTD.
バンコク事務所:
No. 57 Park Ventures Ecoplex, 11th Floor, Unit 1108, Wireless Road, Lumpini, Pathumwan, Bangkok 10330
電話:0-2108-2249 ファクス:0-2108-2312

工場:
130/11 Moo 1, Theparak Road, K.M.22 T. Bangsaothong, A. Bangsaothong, Samutprakarn 10540
電話:0-2313-1529 ファクス:0-2313-1530

Eメール:nueng_kitahara@yoshu.co.jp (担当:北原) 
ウェブサイト:www.yoshu.co.th
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