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中国:恋愛に「安心感の欠如」感じる女性、深センで過半数

2015年3月30日(月) 13時19分(タイ時間)
【中国】未婚女性が「恋愛に安心感の欠如を感じる」割合は、広東省深セン市が他都市を圧倒して高いことが分かった。これは、経済特区として急速な発展を遂げた深セン市が、「移民都市」の性格をもつことと関係しているという。広州日報が24日付で伝えた。

 婚活SNSサイト「世紀佳縁」はこのほど、未婚男女を対象に行った座談会とネットアンケート調査の結果をまとめた「2014~2015年 中国男女結婚・恋愛観調査報告」を発表した。これによると、深セン市は、「恋愛に安心感の欠如を感じる」と答えた未婚女性の割合が58%に上り、北京市、上海市などを引き離して首位だった。また、深セン市の未婚女性は、男性に対する物質的な要求も高いことが分かった。結婚相手に対して望む学歴は、「最低でも大学卒業以上」が56%、物質的条件の回答では、「マンションと車を所有していることが絶対条件になる」が35%に達した。

 この結果について同サイトの解説委員は、「経済的プレッシャーが大きい深セン市では、男性が時間と労力の多くを仕事へ注ぎ、恋人に対する愛情表現をないがしろにする。そのため、女性が安心感の欠如を感じるのではないか」と解説している。

 また、専門家は、「安心感の欠如を埋めるため、物質的な補償を求める傾向が拡大した」と指摘する。さらに、「移民都市という環境がそれに拍車をかけている。人間関係が空中楼閣のように脆く、間に合わせの『ファストフード文化』と揶揄される深セン市では、誰もが安心感の欠如を感じている。そのため、社会全体が一層不安感に包まれ、人々の思考は、より現実的な拝金主義にならざるをえない」と解説した。
《亜州IR株式会社》

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