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中国:15年度の大学卒業予定者、49.1%がすでに内定

2015年4月4日(土) 15時09分(タイ時間)
【中国】中国本土で2015年度に大学卒業(中国は6~7月)を予定する新卒者の49.1%がすでに企業から内定通知を得ていることが分かった。

 就職活動を巡っては、一般的に中国の大学生は高収入の企業を重視し、北京や上海など1線都市での就職を希望しているという。SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)大手の人人網(RENN/NASDAQ)が公表した「2015年大学生卒業季節調査」を引用する形で、解放日報が1日伝えた。

 この調査は「90後(90年代生まれ)」の大学生を対象にしたもの。それによれば、大学生の64.7%が第一希望として1線都市での就職を望んでいるという。2線都市や沿岸地区を希望する大学生は全体の37.3%を占めた。またUターン就職の希望者は23.5%、大学所在地(自分が通う)の都市に残って就職したい学生は11.8%となっている。

 大学生の公務員離れも進んでいる。“国考(グオカオ)”と呼ばれる国家公務員考試(国家公務員採用試験)を受験すると答えた大学生は全体の7.8%にとどまった。逆に一般企業の人気が高い。なかでも外資系企業を希望する大学生は全体の29.4%に達し、国有企業(25.6%)を抑えてトップとなった。民間企業を希望する大学生も23.5%で3位につけている。その他では自ら起業するが13.7%を占めた。

 「90後」世代の大学生が求める給与水準も高額だ。月給8001~1万人民元(約15万4271円~19万2185円)を希望する学生は全体の41.1%に達している。同4001~6000人民元が31.4%、同6001~8000人民元が11.8%、月給2001~4000人民元が全体の11.8%。同1001~2000人民元と回答した学生はわずか3.9%にとどまった。

 「90後」世代がより高収入を求める傾向について、専門家は◆「90後」は自己意識が高いこと、◆他の世代と比べて、精神的な豊かさよりも物質的な豊かさを求める傾向が強いこと――などを挙げている。
《亜州IR株式会社》


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