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中国:清明節の墓参代行サービス人気、別料金で泣き役も

2015年4月6日(月) 10時15分(タイ時間)
【中国】墓参りをする習慣のある清明節(今年は4月5日)の時期を迎え、中国で墓参り代行サービスの利用者が増えている。

 故郷でなく他都市に住む人が少なくない中、墓参りができない人に代わって、先祖の墓を掃除し線香をあげるサービスだ。墓の前での“泣き役”を依頼することが可能など、オプションサービスも出てきている。山東商報が1日付で伝えた。

 山東省済南市で葬式関連用品店を経営する男性は、昨年の清明節から墓参り代行サービスを始めた。◇墓掃除、◇焼香、◇合掌礼拝、◇追悼の辞を述べる、◇花を供えるなど墓石周りの飾りつけ――の5項目が基本サービスで、料金は300人民元(約5800円)。これらにかかる約20~30分の全行程をビデオカメラに収めたものと、代行サービス中の写真15枚を顧客に提供する。ろうそくや花束、供え用の果物など、墓参りに必要なものはすべて300人民元に含まれるという。

 このほか、オプションサービスも提供する。ひざまずいての礼拝は100人民元の追加料金が発生するほか、供え物に酒類を加える場合はプラス50人民元。泣き役が必要な場合は、200人民元が必要となる。男性によると、このほかのサービスを提供することも可能で、料金は相談に応じるという。

 墓参り代行サービスについて業界関係者は「墓参りすべきだと思うことこそが孝行ものの証」と指摘。「代行サービスは、墓参りをしたいけれどそれができない人のためにある」と解説した。

 また済南市民政部関係者は「墓参りをしたいという気持ちがあれば、形式は重要ではない。代行サービスは新たな墓参りの方法で、市場に需要があることを示している」と述べた。
《亜州IR株式会社》


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