RSS

中国:福建省ショウ州市でPX工場が爆発、毒ガス発生で解放軍も出動

2015年4月8日(水) 10時29分(タイ時間)
【中国】福建省ショウ州市の古雷港経済開発区内にあるパラキシレン(PX)プラントで6日午後7時ごろ(現地時間)、大規模な爆発・火災事故が発生した。

 現場付近では激しい火災が起こり、真っ黒な大量の煙が上空まで立ち上った。これまでに14人が負傷し、うち2人が重傷となっているという。被害者の数はさらに拡大する可能性もある。複数の中国メディアが7日付で伝えた。

 PXは発がん性物質のため、消火活動には、地元消防隊430人ほか、人民解放軍の化学防護隊120人、洗浄車5台などが投入された。また南京軍区175医院の専門家数名も現地入りしている。有毒ガスの発生を受けて、付近の住民はすでに工場から18キロメートル離れた地点まで避難したとの情報もある。

 古雷港経済開発区のPX工場は年産能力80万トン。13年7月にも爆発事故を起こしている。PX工場の建設を巡っては、中国各地で住民による反対運動が激化してきた。07年以降、住民らの激しい抗議活動を受けて、福建省廈門市や遼寧省大連市、広東省茂名市で地元政府が計画見直しに追い込まれた経緯がある。

 芳香族化合物のPXはテレフタル酸の原料。テレフタル酸はポリエステル、PET樹脂の中間原料。
《亜州IR株式会社》


新着PR情報