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中国交通建設が豪建設最大手を買収、1060億円で全株取得へ

2015年4月10日(金) 13時58分(タイ時間)
【中国】交通インフラ整備大手の中国交通建設(1800/HK)がオーストラリア建設最大手を買収することが確定した。

 オーストラリアのホッキー財務相は8日、中国企業によるジョン・ホランド買収計画を承認すると公表。交通建設全額出資の中国交通建設集団国際控股公司に対し、総額11億5000万豪ドル(約1060億円)でジョン・ホランド全株を買い取ることを認めると発表した。

 中国交通建設は2014年12月12日、レイトン・ホールディングス(LEI/AU)からジョン・ホランドの全株式を取得する計画を打ち出した。運輸インフラ関連で強みを持つジョン・ホランドを傘下に収めることで、サービスと事業範囲の拡充を図る。競争力を高める狙い。中国の国策に従って「一帯一路」(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)構想を推進する。当初は15年2月28日までの買収を目指していた。

 ジョン・ホランドは道路、鉄道、トンネル、上水道など各種インフラの建設に従事。オーストラリア、ニュージーランドや東南アジアなど世界8カ国・地域でも事業展開する。従業員総数は約5600人。

 交通建設はインフラ建設の中国大手(世界4位)で、特に港湾関連事業に強みを持つ。中国本土と海外40カ国・地域で交通インフラ(港湾施設、鉄道、道路、橋梁、トンネル)の設計・建設、港湾重機製造、浚渫(しゅんせつ)業務に従事。傘下に港湾用クレーンメーカーの世界最大手(世界シェア70%)、上海振華重工(900947/SH)を擁する。
《亜州IR株式会社》


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