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中国が原発を積極推進、原子炉は運転23基・建設27基

2015年4月15日(水) 19時04分(タイ時間)
【中国】中国が原子力発電プロジェクトを国策的に推進している。稼動中の原子炉は中国全体で23基。さらに世界最多の27基が建設中だ。建設中原子炉全体の3分の1は中国にある。毎日経済新聞が15日、環境保護部・核電安全監管司の湯搏司長の報告として伝えた。

 運転中の23基について、中国は国際原子力事象評価尺度のINES(International Nuclear Event Scale)でレベル2以上の事故を起こしたことがないと強調。原発周辺の放射線量に関しても、正常レベルに落ち着いていると指摘し、中国の原発技術、運営能力は世界でも中等クラスを上回ると評価した。なかでも一部の設備に関しては、世界の最先端レベルに達していると自賛している。

 中国の国家発展改革委員会は今月に入り、原子力発電所の原子炉新設を新たに認めた。建設が認められたのは、福清原子力発電所(福建省)の5号機と6号機。中国の独自モデル第3世代原子炉「華龍1号」が導入される。4月末の着工が予定されているという。中国では今年2月、紅沿河原発(遼寧省)の5~6号機建設が認可された。うち5号炉は3月29日に着工済み。今後も新設認可と着工が相次ぐと見込まれている。

 国務院弁公庁は14年11月19日、「能源発展戦略行動計画2014~20年」を発表し、20年時点の設備容量を原子力で5800万キロワット(kW)に拡大する方針を示した。さらにまた、20年時点で3000万kW以上相当の建設を進める目標を打ち出している。化石燃料の使用を抑制する立場。原子力を含む再生可能エネルギーの比率について、一次エネルギー消費全体の15%に引き上げることを目指す。

 中国核能行業協会のデータによると、14年末時点で商業運転中の原発プラントは計22基(発電容量2010万kW)。このほか、26基(2850万kW)の建設が進められていた。
《亜州IR株式会社》

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