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中国:北京市で黄砂が大量飛来、13年ぶりに「沙塵暴」観測

2015年4月16日(木) 21時31分(タイ時間)
【中国】北京市で15日、過去13年以来、最大規模の黄砂(※沙塵暴=さじんぼう)が観測された。

 同日午後から強風に煽られ、市内全域が徐々に薄黄色に覆われた。黄砂は内モンゴル自治区から飛来したもの。この日の午前中に同自治区で発生し、北寄りの強風に運ばれ、午後までに北京市に到達した。複数の中国メディアが16日付で伝えた。

 北京市気象台は同日午後4時20分(現地時間)に警報のブルーシグナルを発令。市民にマスクの着用などを呼びかけた。同午後5時40分には今年初となるイエローシグナルに引き上げられている(午後8時20分に解除)。また北京市環境保護観測センターが発表している微小粒子「PM10」の値は、午後6時には445まで上昇。市内の観測地点では、同値が1000に達するところもあったという。午後6時15分には一部公道で、視界が1キロ未満まで低下し、市内の主要道路では深刻な渋滞が起こった。車両の平均速度は19.7キロ/時まで減速を余儀なくされている。

 北京市内に大量の黄砂が飛来したのは今年3回目となる。3月20日、同月28~29日にもそれぞれ観測された。

 中国本土では黄砂時の天気や気象条件によって、浮塵(ふじん)、揚塵(ようじん)、沙塵暴とそれぞれ呼称される。視程距離10キロメートル未満で浮塵、1~10キロメートルで揚塵、1キロメートル以下で沙塵暴。浮塵と揚塵の区別はあいまいだが、風の強さによって使い分けている。北京市で前回、沙塵暴が観測されたのは2002年3月20日となっている。
《亜州IR株式会社》


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