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中国:シルクロード基金が初投資、パキスタンで水力発電所整備へ

2015年4月21日(火) 22時55分(タイ時間)
【中国】シルクロード基金の第1号投資案件が確定した。資金の一部を拠出し、パキスタンで水力発電プロジェクトを推進する。

 シルクロード基金は中国長江三峡集団傘下の三峽南亜公司に出資したうえで、現地で発電所の整備に乗り出す。両国を連絡する「中国-パキスタン経済回廊」構想を実現するために、整備事業を本格的に始動させる。首都イスラマバードで20日に調印式が実施された。

 水力発電向けの投資総額は16億5000万ドル(約1970億円)を見込む。2020年の稼働を目指し、15年末に着工する計画だ。容量72万キロワット。年間32億1300万キロワット時の発電を予定する。

 同基金を運用する絲路基金有限責任公司(シルクロード基金有限責任公司)は、14年12月29日に北京市内で登記された。第1弾として100億米ドルの資金募集を終えている。外貨準備、中国投資有限責任公司、中国進出口銀行、国家開発銀行の共同出資で立ち上げられた。うち外貨準備プラットフォームは65億米ドルを投じたとされる。

 シルクロード基金は市場化、国際化、専業化の3原則を順守する。年内に発足するアジアインフラ投資銀行(AIIB)と連携し、アジア地域のインフラ整備や経済交流を進める「一帯一路」(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)構想を実現する計画。専用ファンドを組成したうえで、各地でインフラの整備に取り組む考えだ。
《newsclip》


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