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中国:韓国への美容整形旅行、人気の裏で被害者急増

2015年4月27日(月) 20時51分(タイ時間)
【中国】美容整形手術を受けるために韓国を訪れた中国人は、2013年の統計で5万6000人に達した。韓国が同年に受け入れた全医療観光客の26.5%を占め、国別の旅客数で首位となっている。

 この背景には、大金を投じて美容整形広告や番組を制作し、医療観光仲介事業を後押しする韓国美容整形業界の存在があるようだ。経済参考報が24日付で伝えた。

 容姿にコンプレックスを持つ中国人が、韓国の美容整形技術によって美しく変身するドキュメンタリー番組「LET美人」が大人気となる中で、韓国を訪れる中国人医療観光客は、年10~15%増のペースで増加している。しかしその一方では、整形手術の失敗による被害者も同様に急増している。

 同番組内で取り上げられた韓国の美容整形外科「FACE-LINE医院」で、2800万ウォン(約309万円)を支払い、上顎と下顎の両方を削って輪郭を整える「両顎手術」を受けた北京市の女性は、術後、完全に噛み合わせが狂い、食べ物を咀嚼することができなくなった。また、頬の筋肉が萎縮して、唇を突き出す動きもできなくなり、麻痺が残ったという。

 このように多くの被害者を出しながらも、韓国美容整形業界は躍進を続けている。美容整形外科医の平均年収は、12年の4億2000万ウォン(約4600万円)から、13年は16.7%上昇し4億9000万ウォン(約5400万円)に達した。 

 しかし、韓国メディアによると、2万院を越す同国の美容整形外科医院のなかで、医師会に登録されている医院と整形外科医は、それぞれ1500院、2100名ほどに過ぎないという。美容整形被害者の1人は、「その多くが『医療』を『商品』として扱う営利主義企業だ」と、警告を発している。
《亜州IR株式会社》

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