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ダイキン、次世代冷媒導入でタイの空調メーカー支援

2015年4月27日(月) 23時07分(タイ時間)
【タイ】ダイキン工業は27日、タイで空調機の冷媒転換を支援する日本の経済産業省のプロジェクトに参画し、現地空調メーカー12社への技術支援を同日から開始すると発表した。

 このプロジェクトは2012年12月、モントリオール議定書多数国間基金の執行委員会により承認を受けた。

 新興国では、モントリオール議定書に基づき、温暖化影響の少ない冷媒への転換が急がれている。タイでは、従来使用していたHSFC22からHFC32(32R)への転換を2017年までに完了する方針が打ち出されている。

 経産省はオゾン層保護および温暖化対策と新興国支援の観点から、資金面だけでなく技術面でも新興国の環境対策を支援する方針で、タイ当局の要請を受け、冷媒転換支援プロジェクトへの協力を推進してきた。今回のプロジェクトはタイの空調メーカーが自力でHFC32を使った空調機を開発、製造、販売できるようになることが目的。ダイキンを含む数社にプロジェクト参画の打診があり、世界で初めてHFC32をエアコンに採用したダイキンが中心となって支援することとなった。

 ダイキンは冷媒特性などの基礎知識や生産設備の安全教育に加えて、据付・メンテナンスなどの指導を行う。現地メーカー各社が空調機の生産設備を整えた後も、冷媒転換の進捗状況に合わせて支援する。
《newsclip》