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中国:イチゴに発ガン性物質、国営テレビの農薬残留検査で検出

2015年4月29日(水) 12時26分(タイ時間)
【中国】中国国営テレビ局「中央電視台」の財経チャンネルで26日、イチゴの残留農薬を調べるノンフィクション番組が放送された。

 検査に使われたすべてのイチゴから、米国でB2レベル(上から3番目に高いレベル)発ガン性物質に指定される除草剤「アセトクロール」が検出されたという。中国の複数メディアが27日付で伝えた。

 同番組の残留農薬検査には、北京市内の農作物卸売市場、スーパー、イチゴ狩り農園、果物屋台で販売されているイチゴ8種類が使用された。詳細な成分分析の結果、8種類のサンプルすべてから、殺菌剤「クロロタロニル」と、除草剤「アセトクロール」が検出されたという。

 「クロロタロニル」の残留値は、各サンプル0.01~0.005ppmで、いずれも中国当局が定める同農薬の残留基準値(1ppm)を大きく下回っている。しかし、米国でB2レベルの発ガン性物質に指定され、中国ではそもそもイチゴの栽培に使用することが認められていない「アセトクロール」の残留値は、各サンプル0.1~0.367ppmで、EU欧州連合が定める同農薬の残留基準値(0.05ppm)を2~7倍もオーバーする結果となった。

 また、この検査で最も残留濃度が高かったサンプルは、いずれも農作物卸売市場で売られていたイチゴ。反対に最も残留濃度が低かったサンプルは、「クロロタロニル」がイチゴ狩り農園のイチゴ、「アセトクロール」が農作物卸売市場で売られていた別のイチゴだった。
《亜州IR株式会社》

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