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中国:「一帯一路」圏内で貿易活性化、今後10年で倍増へ=国務院

2015年5月8日(金) 02時49分(タイ時間)
【中国】海外輸出の伸びが鈍化するなか、向こう10年かけて中国は「一帯一路」(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)エリアで貿易額を倍増以上に膨らませる方針だ。この戦略は、6日に開催された国務院(内閣に相当)の常務会議で承認された。

 人民元為替レートの上昇で輸出に圧力が加わっているものの、新たな戦略で停滞局面を打破する狙い。特に大型設備、部品、プラント資材の輸出を国家的に推進する意向だ。中国と「一帯一路」圏内の貿易額は、2014年に1兆1200億米ドルまで拡大。貨物貿易全体の26%を占めた。10年後の貿易額は、2兆5000億米ドルを超えるとみている。

 中国が“沿線”と位置付ける地域は、中国西部から中央アジアを経由してヨーロッパに至る「一帯(シルクロード経済ベルト)」、中国沿岸部から東南アジア、インド、アラビア半島の沿岸部、アフリカ東岸までを結ぶ「一路(21世紀海上シルクロード)」を指す。

 「一帯一路」がカバーする国・地域は、総人口が約44億人、経済規模が約21兆米ドル(約2500兆円)に上る。これら国・地域の間で、自由貿易協定を締結。経済・人的交流の拡大、インフラ整備などを進めるという構想だ。昨年末に開かれた中央経済工作会議では、15年の重要経済戦略の一つに指定されている。
《亜州IR株式会社》

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