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中国製旅客機「新舟60」のトラブル続く、オーバーランで7人負傷

2015年5月12日(火) 11時36分(タイ時間)
【中国】中国本土の小型旅客機が10日午前11時57分(現地時間)ごろ、福建省福州市の福州長楽国際空港に着陸後、滑走路からオーバーランする事故が発生した。

 機体は滑走路脇の草地で停止したという。この事故で、乗員乗客52人(乗員7人、乗客45人)のうち、7人が負傷(2人が入院)した。同空港は事故発生後、約5時間余り閉鎖され(午後6時に再開)、利用者4000人が一時足止めされた。約80便に影響が出ている。複数の中国メディアが11日付で伝えた。

 トラブルが起きたのは、合肥市(安徽省)~義烏市(浙江省)~福州市を結ぶ幸福航空の「JR1529」便。機体は中国の自主ブランド航空機「新舟60(MA60)」だった。事故原因は現在も調査中だが、降着装置の故障によるものとの報道もある。

 「新舟60」を巡ってはここ数年、国内外で事故が多発している。昨年12月11日には陝西省の楡林楡陽空港で、今回と同じ幸福航空の使用する「新舟60」が降着装置の故障により、同空港に着陸できず、上空を90分余り旋回する事態が発生した。乗員乗客45人(うち乗客38人)に怪我はなかった。また同年2月4日には河南省鄭州市の鄭州新鄭国際空港で、幸福航空の使用する「新舟60」の前輪が着陸後の滑走中にたたまれ、機体頭部が滑走路と接触する事故が起きた。 乗員乗客44人(うち乗客37人)に死傷者はなかった。

 海外でもトラブル続き。2011年5月にはインドネシアのカイマナ空港で着陸に失敗し、滑走路約500メートル手前で海に墜落。乗員乗客27人全員の死亡が確認された。直近では2013年6月にインドネシアのエル・タリ空港で緊急着陸した同機の機体が2つに折れる事故が発生。乗員乗客52人の命に別状はなかったが、2人が負傷している。

 「新舟60」は国内外市場に投入された唯一の量産型・民間航空機。中国航空工業第一集団傘下の西安飛機工業公司が開発した。巡航速度約500キロ、航続距離2600キロ。プラット・アンド・ホイットニー・カナダ製の「PW127J」エンジン2台を取り付けている。2005年に初めて海外(ジンバブエ共和国)に出荷。累計で13カ国に輸出し、200本あまりの航路で運航されている。

 陝西省西安市に本社を置く幸福航空は、中国航空工業第一集団公司(95.0%)と中国東方航空公司(5.0%)の共同出資で2008年3月に設立された。資本金は10億人民元。
《亜州IR株式会社》

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