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中国:上海在住の86歳女性、300キロ先の南京で保護される

2015年5月21日(木) 12時05分(タイ時間)
【中国】上海駅付近に住む86歳の高齢女性がこのほど、自宅から約300キロメートル離れた江蘇省南京市の南京南駅で保護された。買い物に出かけたあと帰り道が分からなくなり、面識のない女性の後を追って高速列車へ乗り込んだのだという。現代快報が19日付で伝えた。

 少し認知能力が低下していたという女性は今月17日、夕飯後に1人で地下鉄に乗り、数駅先に新しく開店したスーパーマーケットへ出かけた。手提げカゴ一杯に果物と野菜を購入して帰路についた女性は、上海駅のコンコースで、地下鉄駅へつづく通路が分からなくなる。そして、全く面識のない女性を、同じアパートに住む隣人と思いこみ、その女性の後に着いてゆけば家へ戻れると考えた。鉄道切符売場で、「前の女性と同じ切符がほしい」といって乗車券を買いもとめ、疑うことなく鉄道の高速列車に乗りこんだ。

 午後10時過ぎ、列車は終点南京南駅に到着する。手提げカゴを抱えた高齢女性が車中に居残っていることに気付いた乗務員は、その様子から迷子と察し、警察へ通報した。幸いにも、高齢女性の息子が母親の身を案じ、衣服のポケットに「迷子札」を忍ばせていたため、すぐに身元が判明する。女性は、警察と駅員に付き添われ、18日未明、上海の自宅に無事帰り着いた。

 当局は、「高齢者が外出する際は、誰かが付き添うか、『迷子札』を装着することが望ましい。また、道ばたで迷っている高齢者を見かけたら、積極的に話しかけて、助け船を出してほしい」と呼びかけている。
《亜州IR株式会社》

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