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中国:“鬼城の街”オルドス、不動産デベロッパーにデフォルト危機

2015年5月26日(火) 12時26分(タイ時間)
【中国】ゴーストタウン(鬼城)化が進む内モンゴル自治区オルドス市で、不動産デベロッパーの債務不履行(デフォルト)リスクが急速に高まっている。

 過去数年の行き過ぎた開発ラッシュの反動で、同市では不動産市場が大きく衰退。投資資金が回収不能に陥るなか、デベロッパーの資金繰りは急激に悪化している。参考消息網が22日付で伝えた。

 海通証券と中投証券はこのほど、同市のデベロッパー、オルドス市華研投資集団が社債発行によって調達した総額12億人民元(約235億円)の債務について、デフォルトとなりかねない可能性が高まっているとのリポートをそろって発表した。

 同社の2014年業績報告によると、マンション・商業不動産開発を手掛ける同社の手元現金は、14年末時点でわずか2133万人民元。一方、負債総額は66億9000万元に拡大した。銀行からの借り入れについては、償還期限を過ぎた不良債務が1億7000万人民元に膨らんでいる。

 同社の苦境は、同市デベロッパー業の現状を反映した縮図に過ぎない。同じく同市を所在地とする内蒙古恒達公路発展有限公司についても、同様にデフォルトリスクが強まっていると報じられている。

 銀行からの借り入れが困難となる中でオルドスでは、デベロッパーの多くが資金調達を直接金融に頼らざるを得ない状況だ。デベロッパーを含むオルドスの企業が昨年に行った起債の総額は、過去最多の221億人民元に達した。来年に償還期限を迎える債務は、同市企業全体で167億人民元に上る。
《亜州IR株式会社》

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