RSS

米国でプレゼンス高めるBYD、カリフォルニアにEVバス60台納入

2015年5月29日(金) 12時30分(タイ時間)
【中国】充電電池・自動車メーカーの比亜迪(BYD:1211/HK)が米国でプレゼンスを高めている。

 先月末には、米カリフォルニア州南部のロングビーチ市と電気自動車(EV)バス60台を納入することで合意。米国のEVバス市場で過去最大クラスの大型契約を獲得した。米国の公共バス調達は、技術などの面で厳しい条件が求められることで知られる。BYDがEVバス分野で持つ技術や製品の性能、コストパフォーマンスが高い評価を得た結果だと指摘された。現地メディアが28日伝えた。

 カリフォルニア州はBYDが米国のEVバス生産拠点を置く場所。今回のロングビーチ市からの受注とほぼ同じタイミングで、ロサンゼルス市にはEVバス5台を納入している。また、スタンフォード大学ではこれまでに、BYDのEVバス13台が導入された。同大学では将来的に、校内バス58台すべてをBYD製に切り替える方針という。

 BYDの王電福・董事長は、「米国のEVバス市場では“ライバルなし”の状況」と自信を示す。後発組のBYDは、現地メーカーや日欧大手がしのぎを削るガソリン車市場を避け、EVバスを前面に押し出す形で米国市場へ参入。この戦略が奏功した格好だ。

 ただBYDにとって、EVバスは米国戦略の第一歩にすぎない。EVバス事業が「収穫期」を迎えるなか、同社は次のターゲットをEVタクシーに定めている。今年3月には、スマートフォン向け配車アプリサービスの米ウーバー(Uber)向けにEV25台を納入。ウーバーはシカゴでEVタクシーとして試運転を開始している。

 BYDは携帯端末の組立、自動車の生産も手がける。小型ガソリン車のほか、PHVやEVを生産・開発。09年5月にフォルクスワーゲン(VW)、10年3月にダイムラーと業務提携した。ダイムラーとは、EV研究開発の折半出資会社を設立している。米著名投資家バフェット氏が戦略投資家に。09年に同氏の投資会社バークシャー・ハサウェイの子会社が出資し、株式9%を保有している。本土上場。11年6月、A株の発行で約13億5000万人民元を調達した。携帯端末部門の子会社として、比亜迪電子(BYDエレクトロニクス:285/HK)を傘下に置く。
《亜州IR株式会社》

注目ニュース

電気バスを試験運行 バンコクのエアポートリンク駅からnewsclip

【タイ】バンコク首都圏で路線バスを運行するバンコク大量輸送公社(BMTA)とタイ国立キング・モンクット工科大学ラークラバン校は19日、共同で、バンコク都内で電気バスを試験運行すると発表した。

タイ政府総合庁舎で電気バス試験運行newsclip

【タイ】バンコク都内ジェーンワタナのタイ政府総合庁舎の敷地内で、4月末まで、来庁者、職員向けの電気バスが試験運行する。運賃は無料。

タイで国産電気バス開発newsclip

【タイ】タイ地方電力公社(PEA)は11日、同社が資金を提供し、タイのスラナリー工科大学が開発した国産の電気バス「PEA・Zeバス」を公開した。

特集



新着PR情報