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中国:内陸部の原発建設再開へ、湖南・桃花江など第1陣に

2015年6月9日(火) 02時12分(タイ時間)
【中国】中国政府は来年にも、内陸部での原子力発電所建設を再開する見通しだ。

 国家発展改革委員会は先ごろ、政府系研究機関の中国工程院に委託する形で、建設地(予定地含む)の調査・研究を行った。建設再開に向け、安全性の確認を行ったという。建設計画再開の第1陣としては、湖南省の桃花江原発、湖北省の咸寧原発、江西省の彭沢原発の名前が挙がっている。中国経営報が6日、消息筋情報として伝えた。

 中国政府は2011年、福島第1原発事故を受けて原発の新設認可を一時凍結。翌12年には、事故の際に水源汚染リスクの高い内陸部について、15年まで原発の建設を認めない方針を示していた。

 ただ今年に入り、沿海部での原子炉建設が再開されている。環境政策や産業振興策の一環として、原発推進へとかじをきった格好だ。習近平・国家主席は1月、原子力産業を「国の戦略産業」と指摘したうえで、その発展を支援し、競争力を高める必要があると指示している。

 国家エネルギー局によると、20年までの5年間で原発の発電容量5800万キロワット(kW)への引き上げを目指す。建設中の発電容量は3000万kWを目標に掲げた。なお、現時点で商業運転中の原子炉は計21基(容量1902万kW)。このほか、27基(同2953万kW)の建設が進められている。
《亜州IR株式会社》

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