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四川省成都でデパート閉店ラッシュ、タイ・セントラルは中国撤退

2015年6月14日(日) 13時18分(タイ時間)
【中国】小売激戦区の四川省成都市で、デパートをはじめとする小売業の市場撤退が相次いでいる。

 経済成長が見込める内陸都市として、内外から注目され、かつて多くのチェーンが先を争って進出した。ただ、景気の停滞、ネット通販との競合、競争の激化、各チェーンの同質化などが進行するなか、売り上げが伸び悩んでいる。中国新聞網が11日付で伝えた。

 11日には、成都東二環沿いの「尚泰百貨」が店じまいセールで賑わった。タイ最大手デパートチェーン、セントラル傘下の成都尚泰は、現地に残る最後の店舗。8月31日に正式閉店し、中国から完全撤退する。

 今月25日には、成都莱蒙置地広場の「天虹商場」が閉店する予定。開業2年たらずで閉鎖に追い込まれる形だ。

 先月の5月11日には、春熙路の「101購物芸術中心」が取引先にも無予告で閉店を通知。2014年9月28日の開店以来、わずか1年未満で閉めると決めた。かつて成都市錦江区の総府路に出店していた西武百貨店も、09年に閉店している。

 百貨店だけでなく、経営規模縮小などの波は、日用品を扱うスーパーにも及んだ。運営21年の歴史を有する「互恵超市」も、すでに多数の店舗が対外営業を休止している。資金繰り難に見舞われた。

 撤退ラッシュが訪れているにもかかわらず、新規の進出も依然として多い。統計によると、成都市内の各ショッピングセンターの売り場面積は、15年4月時点で中国トップの700万平米に拡大した。主要なショッピングセンターは71カ所に上る。うち52カ所はすでに開店し、残り19カ所は建設中だ。

 規模縮小の動きは、成都の一都市だけに限らない。14年以来、百盛百貨(マレーシア系のパークソン)、遠東百貨(台湾系)、瑪莎百貨(英マークス&スペンサー系)などが各地で経営規模を縮小した。
《亜州IR株式会社》

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