【タイ】日本政府はバンコク首都圏の都市鉄道新路線レッドラインの建設事業に総額382億円の円借款を供与することを決め、12日、バンコクでタイのソムマイ・パーシー財務相と佐渡島志郎駐タイ大使が書簡を交換した。タイに対する新規円借款は5年ぶり。
円借款の対象となるのは、レッドラインのうち、バンコク都バンスーと北隣のパトゥムタニ県ランシットを結ぶ区間で、全長26キロ、8駅。金利は年0・4%、償還期間は据置期間6年を含め20年。
日本は同区間の建設に対し、2009年に約630億円の円借款を供与しており、今回は第2弾。タイ側は1回目の円借款で調達した資金が近く枯渇することから、追加の円借款を要請した。
バンスー―ランシット間は2018年の開業を目指し、シノタイ・エンジニアリング・アンド・コンストラクションなどタイのゼネコン(総合建設会社)が中心となり建設が進められている。
車両・運行システムについては、昨年7月に入札が実施され、三菱重工業、日立製作所、住友商事の共同事業体が優先交渉権を獲得した。ただ、応札額は490億バーツと、タイ側の予算290億バーツと大きな開きがあり、契約に向けた交渉は難航している。
円借款382億円 バンコクの都市鉄道建設に
2015年6月15日(月) 01時26分(タイ時間)
注目ニュース
【ミャンマー】三菱商事と日立製作所は18日、ミャンマー国鉄に鉄道信号システムを納入すると発表した。国際協力機構(JICA)による無償資金協力事業で、契約額は約24億円。
【中国】鉄道インフラ建設大手の中国鉄建(1186/HK)は27日引け後、中鉄建中非建設公司傘下のCCECC NIGERIA LIMITEDを通じて、ナイジェリア連邦共和国で城際鉄道(都市間鉄道)プロジェクトを受注したと発表した。
【中国】鉄道インフラ建設大手の中国鉄建(1186/HK)は13日引け後、傘下の中国土木工程集団を通じて、エジプト鉄道公社と鉄道改修工事の受注に関する枠組み合意に達したと発表した。
【中国】鉄道インフラ建設大手の中国鉄建(1186/HK)は14日、アンゴラのベンゲラ鉄道が同日、正式に運行を開始したと発表した。
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