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中国:李首相が原発大手を視察、核エネルギー発展支援を強調

2015年6月17日(水) 14時11分(タイ時間)
【中国】中国の李克強首相は15日、原子力発電大手である中国核工業集団(CNNC)の傘下企業を視察し、原発を含むクリーンエネルギーの発展を後押しする方針を示した。

 中国のオリジナル原子炉「華竜1号」を世界一流の“原発ブランド”に育成し、原発設備の国際競争力を高めるとの目標を改めて強調している。現地メディアが16日伝えた。

 今回は中国核工業集団傘下の中国核電工程公司を訪問。「華竜1号」の性能などについて説明を受けた。李首相は原発設備を「ハイエンド設備製造業の最先鋒」と呼び、その発展を支援する姿勢をあらためて打ち出した。

 中国が“自主開発”と主張する「華竜1号」はPWR(加圧水型原子炉)。国有の中国核工業集団と中国広核集団(CGN)の2大原発企業が共同で開発した。CGNが持つCPR1000(フランス系)の改良第3世代炉「ACPR1000」技術と、CNNCが自主開発した第3世代炉「ACP1000」技術を融合。重大事故の予防措置などを強化した。

 中国はこの「華竜1号」を国内外で積極的に導入したい考えだ。国内では今月7日、福清原子力発電所(福建省)で建設がスタートした。国内での「華竜1号」建設はこれが初めて。海外では、パキスタンへの輸出が決まっている。

 習近平国家主席は今年1月、原子力産業を「国の戦略産業」と指摘したうえで、その発展を支援し、競争力を高める必要があると指示している。中国核能行業協会などのデータによると、14年末時点で商業運転中の原発総容量は2030万6000kW(中国発電容量全体の1.49%)。14年の発電量は前年比18.89%増の1305億8000万kWh(中国発電量全体の2.39%)に達した。
《亜州IR株式会社》

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