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青島ビールの企業価値2兆円超え、世界各地で販売拡大

2015年6月21日(日) 21時11分(タイ時間)
【中国】中国のビール業界で最も企業価値が高い企業として、12年連続で青島ビール(168/HK)が選ばれた。

 その価値は今年、1055億6800万人民元(約2兆930億円)に拡大するなど、1000億人民元の大台に初めて乗せている。傘下のロウ山ビール、漢斯ビール、青島ビール博物館の企業価値も、それぞれ115億6800万人民元、94億6100万人民元、33億2500万人民元に伸びたという。世界ブランド研究所が16日に発表した「中国で最も価値あるブランド500社ランキング2015年」で報告された。
  青島ビールの2014年販売量は915万キロリットルに上る。販売額は182億人民元に達した。成人1人当たり14本を飲んだ計算となる。海外でも評判が高い。販売量は、ラテンアメリカで50%超を記録し、北米と西欧でも20%台の伸びを達成した。アジアでは韓国で50%近い販売増となっている。

 一方、経済成長の鈍化を受けて、中国のビール生産量はマイナス成長に転じた。国家統計局や中国酒業協会などの統計資料によると、14年通年の生産量は、中国全体で前年比0.96%減の4921万8500万トンに縮小。7月以降は月産量が前年割れとなる状態が持続し、特に12月はマイナス幅が17.18%に拡大した。月産量が242万1000トンに低迷したという。

 各メーカーは「量より質」を追求するスタンス。事業戦略の練り直しに着手し、大手はそろって高級ビールの販売に乗り出した。増産を通じたシェア拡大を追い求めることなく、利益を確保する狙い。1瓶の価格は、一般品で6人民元以下、中級品で6~8人民元、高級品で10人民元以上に設定されている。

 13年時点の中国ビールシェアは、華潤雪花で23.15%、青島で17.19%、アンハイザー・ブッシュ・インベブで14.10%、燕京で11.30%、カールスバーグで6.53%。これら上位5社で全体の7割超を占めた。すでに競争は一巡したといえる。1980年代はビールメーカー1000社近くが中国全体に乱立していた。
《亜州IR株式会社》

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