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中国:「平谷線」建設計画が確定、京津冀で初の都市間快速鉄道に

2015年6月23日(火) 12時44分(タイ時間)
【中国】京津冀エリア(北京市、天津市、河北省)初の都市間快速鉄道となる「平谷線」の建設計画が固まった。

 北京市中心部から河北省を経由し、北京市・天津市・河北省の境に位置する北京市平谷区を結ぶ。河北省から北京市中心部までの所要時間が大幅に短縮される。北京市交通委員会からの情報として、複数のメディアが伝えた。

 全長72キロの「平谷線」は、最高時速160キロに設計される。駅間距離も6~7キロと長いため、地下鉄や「城際鉄道」(都市間鉄道)に比べ運行速度が大幅に向上。沿線で百万人余りが交通アクセス改善の恩恵を受ける見込みだ。

 建設計画は国家発展改革委員会の承認を経て、2015年末または16年初の着工を目指す。計画されている主な駅は、◆北京市の東風北橋、北岡子、曹各荘北、宋荘、◆河北省の燕郊北、三河西、◆北京市の平谷馬坊、馬昌営、平谷西――など。河北省の燕郊北から北京市の東風北橋まで、所要時間はわずか20分に短縮される。

 北京市を中心に、半径50~70キロ圏内の“1時間通勤圏”を整備する構想が打ち出されている。「平谷線」を皮切りに、京津冀エリアでは都市間快速鉄道の建設が加速する予定。その総延長は1000キロに及ぶ。


 地域経済の共同発展を目指し、京津冀エリアでは交通インフラ整備を共同で推進する「交通一体化計画」を策定中。交通インフラへの投資は、向こう6年で1兆5000億人民元(約29兆7000億円)に上ると試算されている。高速鉄道、城際鉄道、都市間快速鉄道、地下鉄を含め、2020年までに京津冀エリアを網羅する鉄道網の総延長は9500キロに達する見通しだ。
《亜州IR株式会社》

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