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広深港高鉄の香港区間で工事難航、建設予算4000億円オーバー

2015年6月28日(日) 15時50分(タイ時間)
【中国】中国本土と香港を結ぶ広深港高速鉄道の香港区間について、建設予算が900億香港ドル(約1兆4350億円)に膨らむ見通しが明らかとなった。当初予算を250億香港ドル(約4000億円)上回る規模。開通もさらに遅れる可能性があるという。現地メディアが26日伝えた。

 立法会(議会に相当)交通事務委員会の田北認主席が明らかにしたもの。建設を担当する香港鉄路(MTR:66/HK)も26日朝、臨時取締役会を開き、予算超過の規模を確認したとされる。

 広深港高速鉄道の香港区間は、2011年に開通した本土区間(広州~深セン)が乗り入れる形で建設が進む。当初予算は650億香港ドルだったが、14年8月に715億香港ドルへ引き上げられた。同年3月の豪雨でトンネルが浸水したことや、一部地形の複雑さから工事に大幅な遅れが発生しているため。開通スケジュールについても、当初予定の15年から2年遅れの17年となる見通しが明らかにされた。

 前述の田氏は、一部設計の不備などを指摘したうえで、開通がさらに先送りされる懸念もあると指摘。また、香港政府と香港鉄路が互いに予算オーバーの責任を転嫁しあっていることにも苦言を呈した。田氏によると、政府は香港鉄路に対し、予算超過分の大半を負担するよう要求。一方の香港鉄路はこれに強く反発しているという。
《亜州IR株式会社》


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