RSS

中国:輸血でHIV感染した5歳少女に賠償金1500万円、和解成立

2015年6月30日(火) 13時37分(タイ時間)
【中国】手術時の輸血によりHIV(ヒト免疫不全ウィルス)に感染した5歳の少女、毛毛(マオマオ)の家族が、献血センターと執刀病院を相手に行ってきた賠償責任に関する協議が25日、合意に達した。

 両者の代理人が福建省裁判所へ和解調書を提出している。献血センターと病院側が家族側に対し、計77万人民元(約1500万円)の賠償金を支払うことで決着したという。中国政府系メディアが25日付で伝えた。

 生後8カ月で先天性心疾患と診断された毛毛は、その後間もなく、福建医科大学付属協和医院で心臓手術を受けた。手術は成功したが、毛毛が5歳になった14年9月、HIVに感染している事実が明らかになる。

 毛毛の両親は、執刀した同院と、輸血用の血液を供給した福建省血液センターに対して内部調査を依頼するとともに、同件を福建省の投書窓口機関である信訪局へ陳情した。そして、同局の報告を受けて動いた福建省衛生・計画生育委員会の調査により、手術で使用された輸血用血液にHIV感染者の血が混入していた事実が明らかとなる。当該感染者は、献血時すでにHIVに感染していたが、抗体や病原体が検出されない「ウィンドウ期」にあったため、陰性反応を示したとみられる。

 その後、医療事故の調停機関である福州市医患者糾紛人民調解委員会が仲介に立ち、25日、福建省血液センターが53万9000人民元(約1050万円)、福建医科大学付属協和医院が23万1000人民元(約450万円)の賠償金を支払うことで両者が合意に達した。

 しかし、当該献血者から採取された血液は、すでに毛毛以外にも2人の患者へ輸血されたという。
《亜州IR株式会社》

注目ニュース

【タイ】タイ保健省によると、2014年にタイ国内で新たにエイズウイルス(HIV)感染が確認された人は7324人で、このうち47%が男性同性愛者とニューハーフだった。



新着PR情報