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香港:本土客減少で宝飾品大手の業績悪化、SARS流行時より深刻

2015年7月1日(水) 13時50分(タイ時間)
【中国】香港の宝飾品小売各社が厳しい経営を迫られている。中国本土の観光客が減少し、その消費額も低迷しているため。

 ある宝飾品店のオーナーによれば、昨年以降、売り上げは7割ほど縮小している。2013年には店先に本土観光客が行列を作るほどのにぎわいを見せたが、現在は2003年のSARS(重症急性呼吸器症候群)流行時よりも閑散としているという。中国経済網が30日伝えた。

 本土観光客による消費の低迷は、景気の減速や本土株式市場の下落が背景にある。また、金相場の下落も宝飾品店にとっては打撃だ。加えて、中国に直接輸入される金が増えていることもマイナス要因。これまではほぼ香港を経由していたが、現在は直接輸入の比率が約4割まで上昇しているという。

 業界大手の決算を見ても、経営の厳しさは明らか。宝飾小売チェーン大手の周大福珠宝(1929/HK)は15年3月期(本決算)に、17%減収、25%減益に落ち込んだ。主力市場の香港・マカオで、既存店売上高が32.8%減と大幅に縮小(前年は20.2%増)。中国本土の16.1%減よりも、きつい下げ幅を記録した。

 同業他社の六福集団(590/HK)も苦戦。15年3月期(本決算)で17%減収、13%減益と低迷している。
《亜州IR株式会社》

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